表情読む力は3歳から、京大解明 赤ちゃんと差異 【共同通信】
人は3歳ごろになると、相手の表情から心の状態を読み取ろうとするようになるとみられることを京都大の明和政子教授(発達科学)のチームが実験で明らかにし、4日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。 赤ちゃんも人の顔をよく見るが、明和教授は、関心を引き生存の可能性を高めようとするためで、目的が違うと推測。「表情を読む力が育つには時間がかかることが分かった。人の知性がどのように獲得されるのかを解明するのに重要な成果」と説明した。 チームは、人がジュースをテーブルのコップに注ぐ動画と、テーブルにわざとこぼす動画を用意した。 |