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 日本郵政グループ3社が4日、東京証券取引所第1部に株式を新規上場した。知名度が高く、配当性向の高い銘柄とあって、個人投資家の人気を呼び、初日の終値は3社とも売り出し価格を上回った。

 上場したのは持ち株会社の日本郵政と傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の3社。終値は日本郵政が1760円(売り出し価格1400円)、ゆうちょは1671円(同1450円)、かんぽは3430円(同2200円)。かんぽは2社より株数が少ないこともあって、午後の取引時間中に3430円まで上昇し、ストップ高になった。

 終値ベースの時価総額は、3社合わせて16兆2433億円で、東証1部上場企業では、トヨタ自動車(25兆4845億円)に次ぐ規模になった。