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 インターネット通販大手アマゾンジャパン(本社・東京都)で退職を強要されたなどとして、同社の従業員が4日、「アマゾンジャパン労働組合」を結成したと発表した。労組によると、同社は評価の低い従業員に「業績改善プラン」と称して達成困難な課題を示し、「達成できなければ降格や解雇を含む是正措置がなされる」との書類にサインさせられているという。

 組合に加入した男性社員は「安心して働ける労働環境で仕事を続けたい。業績改善プランは廃止してもらいたい」と訴えた。アマゾンジャパンの広報担当者は「社員の個々の権利は尊重しており、労働法は順守している。個別の事例については、コメントできない」と話した。