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敦賀原発2号機 再稼働前提の審査を申請へ11月5日 4時12分
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福井県にある敦賀原子力発電所2号機について、日本原子力発電は、5日に再稼働の前提となる審査を原子力規制委員会に申請します。敦賀原発2号機を巡っては、規制委員会の専門家会合が、真下を通る断層を「将来動く可能性がある」として廃炉になる可能性が出ているのに対し、日本原電は、追加の調査結果を示すとしていて議論の行方が注目されます。
敦賀原発2号機を巡っては、原子炉建屋の真下を通る断層について、原子力規制委員会の専門家会合がことし3月、「将来動く可能性がある」とする評価書をまとめ廃炉になる可能性が出ています。
これについて日本原電は、この評価書に反論し、ことし4月以降に行った追加のボーリング調査などの結果を取りまとめ、5日午後に再稼働の前提となる審査を規制委員会に申請します。2号機の真下を通る断層について、日本原電は、追加の調査で連動が指摘されている断層の活動した年代が十分古いことなどが確認されたとして、「将来の活動性はない」としています。
この問題について、規制委員会の田中俊一委員長は「審査の申請があれば、今後の審査会合で判断する」と述べるとともに、その際は、専門家会合の見解を重視する考えを示していました。
日本原電が示す調査結果が専門家会合が示した結論を覆すことになるのか、今後の審査での議論が注目されます。
これについて日本原電は、この評価書に反論し、ことし4月以降に行った追加のボーリング調査などの結果を取りまとめ、5日午後に再稼働の前提となる審査を規制委員会に申請します。2号機の真下を通る断層について、日本原電は、追加の調査で連動が指摘されている断層の活動した年代が十分古いことなどが確認されたとして、「将来の活動性はない」としています。
この問題について、規制委員会の田中俊一委員長は「審査の申請があれば、今後の審査会合で判断する」と述べるとともに、その際は、専門家会合の見解を重視する考えを示していました。
日本原電が示す調査結果が専門家会合が示した結論を覆すことになるのか、今後の審査での議論が注目されます。