文章を書くって楽しいですよね。毎日ブログ書きながらほんまそう思います。
で、文章を書くということに2つのタイプの人がいるんじゃないかなと思ったんです。
「言葉を紡ぐ人」と「言葉を奏でる人」の2つ。
言葉を紡ぐ人っていうのは頭の中でしっかり考えて文章構成を練ってから文章を作る人。言葉が慎重だったり柔らかかったり裏付けとかデータをしっかり取る「オトナ」な文章を書く方に多いと思います。逆に、熟考するがゆえに下書きのまま埋もれてたり、超大作になりすぎてちょっと読みにくくなったりすることがあったりしま・・・せんか?(すいません、僕がこのタイプじゃないものでw)
機織り機でパタンパタンと柄を付け加えていくように文章を「紡ぐ」という感じかなぁと思いました。で、もう一つ。
考えたことをそのまんま言葉にして文章にあらわしてしまう人。鍵盤を叩いて音楽を奏でるように文章を奏でてしまうイメージ。文章は「である」調よりも口語体のようなやや砕けた文章で思いついたままを書くのでちょっと勢いが強いような。そのためか書いた翌日に「ああ、ちょっと書きすぎた~」と後悔してしまいやすいのはこのタイプ。文章はやや短めでやや思考が浅く、突っ込まれやすいのも愛嬌の一つ(かなw)
もちろん、どっちが正しいというものではありません。データをきっちり出して考証を重ねたブログっていうのも大好物だし、勢いでガガッと書く誰かさんのような人達も大好きです。見てて面白いもの。
でも、たまには逆のタイプをイメージして文章を書いてみるのも楽しいかもしれません。僕だったらデータをしっかり集めて考えて結論を出して、みたいな記事とか。紡ぐタイプの人が思いつきでサササッとブログを書いてみたらどんなふうになるのかもちょっと興味あるなぁ。
よく「ブログを書くならひと記事1000文字は書きましょう」とかあるじゃないですか。僕も一応右下の文字数をチラチラみながら書いてたりはしますけど(笑)
僕のイメージですけど、1000文字ってテレビ番組で言う「1時間番組」なのかなと思ってます。それより少ないと30分番組、それより多いと「2時間スペシャル」みたいな。短時間で起承転結をきちんと出してくる「部長刑事」みたいなのも面白いし、テーマ性があってじっくり深いところまで調べてくるドキュメント番組みたいなのも好きですよ。書き慣れてる文字数を思い切って超えてみたり、なるべく短い文字数で表現してみようとするのも楽しいかもしれません。
いやー文章って本当に面白いですね(水野晴郎風) →1048文字(笑)