ありがとうございました(10月19日読売新聞東京本社、原監督退任会見)
報道陣のフラッシュを浴びながら会見場に入る原監督
報道陣の質問に答える原監督
表情豊かに話す原監督
会見の最後に球団職員の中山さんから花束を受け取る原監督(杉山カメラマン撮影)
原監督は「やり遂げたことには満足している」と晴々とした表情で話しました。監督人生で一番学んだことは「我慢」。「我慢というのは自分を成長させ、周りを成長させる。単純に言うならば、その中から何かが生まれる」。
1年前のジャイアンツ球場での秋季練習で原監督に聞いてみました。「監督はずっと巨人の監督を務められていますが、どうやってモチベーションを保っているんですか」
原監督「選手もチームも生き物だ。一日一日変わっていく。飽きることはないし、俺は毎日が楽しいよ」
自分としては、それまで2年間続けてきた巨人担当カメラマンを次の年も続けたいと会社に希望を伝えるか悩んでいた時期。野球を撮り続けるよりも毎日違う現場でいろんな写真を撮って成長したいという漠然とした思いもありました。それを伝えると監督はこう言いました。
「来年は面白いことを考えてるんだ。もう一年、担当を続けた方がいいんじゃないか」
その後に徐々に監督のプランが明らかになっていきました。160キロマシンでの打撃練習、阿部選手の一塁へのコンバート、沢村選手のストッパーへの配置転換。坂本選手がキャプテンになりました。うまくいったこともいかなかったこともあります。主力選手の高齢化もあって、代名詞だった強力打線は影を潜めました。今季は8人が入れ替わりで4番をつとめました。先発ローテーションの中心の2人は日本野球が初めての新外国人選手。まさに「我慢」のシーズン。その中でもいつもと変わらないさわやかさで、巧みに選手と言葉を操って最後まで優勝争いを演じました。
自分のいる場所に不満を持ったり、他人の悪口を言ったり、言い訳したり、投げ出したり…それは簡単だけど何も生み出さない。自分の周りの環境を居心地の良くて、力が発揮できる場所に変えられるのは自分しかいない。何より現役の頃から「王・長嶋」の後を託された原監督には「我慢」以外の選択肢なんてなかった。苦しみぬいたこの一年は「我慢」の集大成。その中で立岡選手や高木勇選手が新戦力が生まれ、宮国選手、沢村選手も新たな場所でチームに欠かせない存在になりました。まさに「我慢は周りを成長させる」。思い切りの良い采配を含めてジャイアンツの過渡期とも言える今季は3年間で一番面白かった。自分としては監督の一言で担当を続けようと思えたし、続けるからには新しいことをやりたい、新聞紙面ではなかなか使えない写真や自分たちの視点を知って欲しいと思って始めたのがこのブログでした。
忙しい合間、お疲れの時にも快く作り写真に協力していただき、感謝しかありません。ありがとうございました。
最後に監督に撮らせていただいた面白い写真を紹介したいと思います。
矢口さん、こんにちはっ!
遅れてのコメになりましたが、原監督退任されてしまいました。
私の母は原監督が大好きだったので相当ショックだったようです。
もちろん!私も原監督好きでしたよ♪
原監督の気さくなところが好きでした。
お話するときはハキハキとしていて、冗談を言ったり!
飾るところがなく、ありのままの自分を沢山見せてくださったような気がします。
原監督のような方は中々いっらしゃらないのではないでしょうか。
リーグ優勝7回、日本一3回、そして2009年のWBCでは世界一になりました!
「名将」ですね。
当分はゆっくりされるようですね。
その後、どういう活動をされるのか楽しみでもあります。
原監督、本当にお疲れ様でした。
投稿: たかちゃん | 2015年10月25日 (日) 16:00
原さんのこと語りだしたらめっちゃめちゃ長くなるので辞めときます。でも私は物心ついたときから原さんのファンです。選手でも監督になってからでも、そして 矢口さんとはまた違う目線だと思いますが、私が一番野球好きだと信じてた頃より今年のジャイアンツは今までにないくらい応援しました。原監督、偉大でしたね。
ところでこの楽しい写真達は原さんの許可得てるんですか?かなり楽しいですね!ありがとうございます!
投稿: かず | 2015年10月25日 (日) 02:22
原さんのすがすがしい笑顔を拝見すると余計にさみしくなってきました。
巨人の4番だったころから応援してきたわたしにとってジャイアンツ=原辰徳です。
来年、春季キャンプが始まったとき、原さんのお姿がないなんて…
必ずまた戻ってきてくれると信じています。
今はゆっくりお休みいただき、また夢の続きを見せてください。
たくさんの喜びを味あわせてくれてありがとうございました。
投稿: tomo | 2015年10月21日 (水) 08:25
表情豊かにお話しされる原監督(まだ監督って呼んでいいですよね)
紙面に載ってるのを見たときから、いいお写真だなあと思ってました。やっぱり矢口さんでしたか。
「自分の周りの環境を居心地の良くて、力が発揮できる場所に変えられるのは自分しかいない」
頭ではわかっているつもりでも、上手くいかないときって、つい環境のせいにしちゃうんですよね。運がなかったとか、相手が悪いとか。自分が変わって初めて、周りが変わるんですね。監督のお言葉、私も心に刻んでおきます。
そして、その金言とおもしろ写真の数々とのギャップ…!
変わらないものなんてないって思い知ったシーズンだったけど、原さんのスター性は永遠ですね。
巨人の監督が原さんで本当によかった!!
お疲れ様です。ありがとうございました!
投稿: さうり | 2015年10月21日 (水) 03:54
原監督・・本当にありがとうございました!!
退任会見泣いちゃいます。。
やっぱり、すっごくさみしいけど・・(泣)
会見でのとても晴れ晴れとした姿が印象的で、、
やり遂げてすっきりした感じというか清々しい表情を見れて、心からおつかれさまでした!そしてありがとう!という気持ちです。
本当に素敵な方ですね。
我慢は自分を成長させ、周りを成長させる、、
とても学ぶものがあります。
矢口さんの原監督への想いも伝わり、素敵な記事に感動しました。
ありがとうございます。
どのお写真もとってもいい表情ばかり~☆☆
辰徳ー!サイコー!!
投稿: りさこ | 2015年10月21日 (水) 00:56
原監督、本当に辞めちゃうんですね…
かなり寂しくなります(´・_・`)
でも通算12年監督やってその間の
成績がリーグ優勝7回、日本一3回なのは
凄いと思うししかも2009年には
WBCの監督やって世界一にもなったから
本当に原監督は凄いですo(^o^)o
出来る事なら巨人の監督として
また戻ってきてほしいな…と思います!
投稿: りさ | 2015年10月21日 (水) 00:20
神宮球場で坂本・阿部両選手と握手をする原監督の3人の写真を見るととても切ないです。
自分が巨人を応援し始めたときからずっと監督は原辰徳であって来年から居ないとなると本当に悲しいです。
リクエストなんですが、坂本選手の2007年のナゴヤドームでのプロ入り初ヒットから巨人ファンになりました。坂本選手と原監督の2人の9年間の思い出の写真をアップしていただけないでしょうか。
投稿: Hayato | 2015年10月20日 (火) 20:56
矢口さん、今日も更新ありがとうございます(*´˘`*)
泣けます。監督また我慢しているんじゃないのかなぁ(*>艸<)私にはそう見えました。
昨日はお休みして、プチ逃避行してました。
心にぽっかりと穴が空いてしまったようってこんな感じでしょうか。
今日は出勤したんですけど、仕事中「あれ?!今日何だか…おとなしい…ね?」って先輩から声かけられてしまって…。やっぱり負のオーラが出てたみたいですね。もしくは普段よほどうるさいのか(笑)
ずっと頭の中のBGMは「さよなら大好きな人」が離れなくて。
会見のお写真以外にも、思い出のお写真を載せてくださり、ありがとうございます。
サービス精神旺盛で、本当に素敵な監督です。第三次あるといいな。信じて祈って待っています。そうじゃないと心が壊れてしまいそうで…。
矢口さんは担当変わりたいって思ってたこともあったんですね。羨ましいお仕事に見えますけど、きっといろんなご苦労もあるんでしょうね。いつも素敵なお写真と気の利いた文章をありがとうございます。
投稿: ちゃあちゃん | 2015年10月20日 (火) 20:55
こんばんは矢口さん。
ついに現実になってしまった原監督の退任。
気遣いの若大将のことですから、
例の事件の責任を持って行ったのかな、とも思えます。
どうしても信じたくなかったし、引き留めに応じて欲しかった。
ビールかけを見てから、もう一度胴上げを見てから
お疲れさまでしたと言いたかったです。
早くも原ロスというか、記者会見のニュースや動画を見ると涙が出ますが、
あんなに清々しい顔でよく眠れますと言われたら
笑ってありがとうございましたと、ファンとしては言うべきなのかなとも思います。モヤモヤは止まりませんが。(苦笑
個人的には「夢の続き・第3章」がまた始まるような気がしています。
原監督、それまでどうかお元気で。
本当にお疲れさまでした。
誌面では知ることのない記者さんの心をいつもありがとうございます。
矢口さん、寄り道してもいいので、できればずっと巨人を撮り続けてください。
投稿: と | 2015年10月20日 (火) 20:12