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ウイルス作成ソフト不正所持の疑い 中学生を逮捕
11月4日 11時27分

パソコンから個人情報を盗み出すコンピューターウイルスの作成ソフトを不正に所持していた疑いで、札幌市の中学2年の男子生徒が逮捕されました。警視庁は、生徒がインターネットの掲示板を通じてウイルス作成ソフトを売っていたとみて購入者の特定などを進めています。
逮捕されたのは札幌市に住む中学2年の14歳の男子生徒で、警視庁の調べによりますと、ことし6月から9月にかけて、自分のパソコンなどにコンピューターウイルスの作成ソフトを不正に所持していたとして、不正指令電磁的記録保管の疑いが持たれています。
このソフトは「Zeus」と呼ばれ、パソコンから個人情報を盗み取るウイルスを作成するもので、インターネットバンキングの不正送金でパスワードなどを盗み取る際にも悪用されています。
警視庁によりますと、調べに対して男子生徒は「小学校高学年ごろからパソコンに興味を持ち始めた。ソフトはインターネットで無料で入手した」と話し、容疑を認めているということです。
これまでの調べで男子生徒は、インターネットの掲示板に複数のウイルス作成ソフトを1万円から5万円程度の電子マネーで売ると書き込んでいたということです。警視庁は、男子生徒がソフトを売っていたとみて購入者の特定や、悪用されていないかなど調べを進めています。

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