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名古屋 中学生自殺 第三者機関に調査依頼へ
11月4日 5時21分

名古屋 中学生自殺 第三者機関に調査依頼へ
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今月1日、名古屋市の男子中学生がいじめを受けたと書かれた遺書を残して自殺したことを受けて、市の教育委員会は今後、弁護士や有識者などで作る第三者機関にも調査を依頼し、生徒が自殺に至った経緯を解明したいとしています。
今月1日、名古屋市西区の地下鉄の駅で近くに住む12歳の中学1年の男子生徒が電車にはねられて死亡し、生徒の自宅の部屋から「学校や部活でいじめが多かった。もう耐えられない」などと書かれた遺書が見つかったことから、警察や名古屋市教育委員会は生徒が自殺したものとみています。
教育委員会は、これまでのところ自殺につながる兆候は確認できていないとしていて、引き続き教員や生徒から話を聴くなどして、いじめがあったかどうかの調査を進めることにしています。
一方で名古屋市は、おととしのいじめ防止対策推進法の施行に伴って、去年から弁護士や有識者などで作る第三者機関の「いじめ対策検討会議」を設置しています。
この機関は、いじめが疑われるケースが起きた場合、教育委員会からの依頼を受けて、いじめの有無や教育委員会の対応が十分だったかどうかなどを客観的な立場から調べて提言することになっています。
名古屋市教育委員会は今後、この機関にも依頼して、生徒が自殺に至った経緯を解明したいとしています。

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