【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が3日発表した消費者物価動向によると、10月の消費者物価は前年同月比0.9%上昇した。
上昇率は11カ月連続で0%台。2013年10月(0.9%)以降、13カ月連続で1%台を維持したが、昨年12月に0.8%に下落してから0%台が続いている。
ただ、10月の上昇率は昨年11月以来の高水準で、1%に迫るものとなった。タマネギ、ニンニク、牛肉など農畜産物の価格が上昇したことが影響した。
物価の長期的な流れを示すコア指数(農産物と石油類を除く)は前年同月比2.3%上昇。月ごとの変動が激しいエネルギーと食料品を除いた指数も同2.6%上昇し、ともに10カ月連続で2%台となった。
生活物価指数は前年同月比0.1%の上昇にとどまったが、野菜、果物、魚類など生鮮食品指数は同3.7%上昇した。