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自衛隊と米軍が平時から情報共有 運用開始11月4日 5時12分
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自衛隊やアメリカ軍の幹部らが平時から情報共有などを行う「同盟調整メカニズム」の運用が始まり、防衛省は不測の事態に迅速な連携が可能になるとしており、日米の運用の一体化が進むことになりそうです。
「同盟調整メカニズム」は、ことし4月にまとめられた新たな日米防衛協力の指針、ガイドラインで、防衛協力を確かなものとするため、両政府がさまざまなレベルで調整を行うことが必要だとして設置が盛り込まれていたもので、3日、マレーシアで行われた日米の防衛相会談で運用の開始が確認されました。
具体的には、防衛省や外務省の局長級などの代表が、アメリカの国防総省や国務省などと必要に応じて政策面での調整を行い、統合幕僚監部や陸・海・空の幕僚監部の代表が在日アメリカ軍の司令部などと運用面での調整を行います。
これまでも同様の機関は設置されていましたが、日本や日本周辺での有事の際にのみ運用されることになっていて、今回は平時から運用されるのが特徴です。
防衛省は、これによって不測の事態の際にアメリカとより迅速に連携することが可能になるとしているほか、日本での大規模な災害時にも活用できるとしており、自衛隊とアメリカ軍の運用の一体化が進むことになりそうです。
具体的には、防衛省や外務省の局長級などの代表が、アメリカの国防総省や国務省などと必要に応じて政策面での調整を行い、統合幕僚監部や陸・海・空の幕僚監部の代表が在日アメリカ軍の司令部などと運用面での調整を行います。
これまでも同様の機関は設置されていましたが、日本や日本周辺での有事の際にのみ運用されることになっていて、今回は平時から運用されるのが特徴です。
防衛省は、これによって不測の事態の際にアメリカとより迅速に連携することが可能になるとしているほか、日本での大規模な災害時にも活用できるとしており、自衛隊とアメリカ軍の運用の一体化が進むことになりそうです。