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最終更新:2015年11月3日(火) 16時29分

米、慰安婦問題「早期妥結めざす」を歓迎

 日韓首脳会談で両首脳が従軍慰安婦問題の「早期の妥結」をめざすことで一致したことについて、アメリカ国務省は歓迎する意向を示しました。

 「朴(パク)大統領と安倍首相が、この微妙な問題についての努力を加速させることで合意をしたことを歓迎しています」(アメリカ国務省 トルドー報道部長)

 アメリカ国務省の報道部長はこのように述べるとともに、3年半ぶりに日中韓3か国の首脳会談が行われたことについて「関係改善にむけた努力を支援する」と前向きに評価。そのうえで「日中韓の強く建設的な関係は地域の平和と繁栄を支え、地域全体とアメリカの利益にも適う」と指摘しています。

 一方、南シナ海における岩礁埋め立て問題で米中が緊張関係にあるなか、日中両国がこの点をめぐる首脳会談でのやりとりの説明を控えたことについては「双方が判断したことであり、アメリカは自らの立ち位置を明らかにしている」として評価を避けました。(03日10:37)

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