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【露旅客機墜落】
「イスラム国」本体も犯行表明 シリア空爆への報復を強調
エジプト北東部シナイ半島で起きたロシア機墜落について、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」は2日までに、運営するラジオ局アルバヤンで「ロシア機を墜落させた」と表明した。
同組織傘下の「シナイ州」を名乗る組織が既にインターネット上で犯行声明を出しており、この声明をそのまま読み上げた。「イスラム国」本体も関与を宣言した形だ。
声明は「シリアでの空爆による殺りく」への報復と強調。「ロシアとその同盟国の国民に告ぐ。イスラム教徒の土地とその上空に安全な場所はない」としている。(共同)