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【本紙前ソウル支局長公判】
「隣国の痛みをなぜ」と検察 「痛み知っているから書きました」…被告人質問詳報(4)
「従って、その名誉毀損を挽回しようとする意図や、責任については、これまでに果たしたと思います。主張が事実であればですが」
検事「まだ、本件の記事は削除されていませんか」
加藤前支局長「閲覧は可能だと思います」
検事「本件記事の報道の後に、被害者らの被害回復のための具体的な措置を取りましたか」
加藤前支局長「先ほども申し上げましたように、被害回復に資するような、役に立つようにインターネット版に掲載のスペースを準備する。もう一つは、新聞の紙面上に、朴大統領ないしは、青瓦台の主張を掲載することも可能だということを、再三にわたって申し上げております」
検事「青瓦台に、公式的に要請したのですか」
加藤前支局長「弁護士を通じてしています」
検事「書面ですか、口頭ですか」
加藤前支局長「詳しいことは存じておりません」
検事「これまで被害者、鄭ユンフェ氏について、どのような措置を取りましたか」
加藤前支局長「よく承知しておりません」
検事「被告人は、本人の行動に誤った点はないと思っているのですか」
加藤前支局長「全くない、と思っております」
検事「被害者らは、あなたに対して、強い処罰を求めていますが、これに関しては、どう思いますか」
朴大統領自身は実際には、公の場で、処罰感情について明言した事実は確認されていない。
加藤前支局長「朴槿恵大統領が、強い処罰を望んでいるという話は、聞いたことがないので驚いています」
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