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37年ぶりの団体金 体操男子代表が帰国11月3日 18時18分
イギリスで開かれた体操の世界選手権で、37年ぶりの団体金メダルに輝いた男子代表の選手たちが帰国しました。
3日午後帰国した選手たちは、羽田空港で、居合わせた人から拍手で迎えられ、日本体操協会の二木英徳会長と航空会社の関係者から花束を手渡されて祝福を受けました。この大会で、日本の男子は、37年ぶりに団体金メダルを獲得し、エースの内村航平選手は個人総合で6連覇を果たし、種目別の鉄棒も金メダルで3冠を達成しました。また、19歳の白井健三選手がゆかで金メダル、18歳の萱和磨選手があん馬で銅メダルに輝き、若手の躍進も光りました。
選手たちは空港で記者会見し、内村選手は「いちばん欲しかった団体金メダルを取れてよかったが、個人的には団体最後の鉄棒で決め切れず演技に納得できていない。来年はそう上手くいかないと思うし、いろいろなことを想定してミスのない演技をしたい」と来年のリオデジャネイロオリンピックを見据えていました。
また、白井選手は、「団体決勝のゆかと跳馬は完ぺきに近かったが、その2種目でしか貢献できなかった。今後は、ほかの種目でもいろいろな技を試して、難しい技を取り入れた攻める演技を目指す」とさらなる成長を誓いました。
選手たちは空港で記者会見し、内村選手は「いちばん欲しかった団体金メダルを取れてよかったが、個人的には団体最後の鉄棒で決め切れず演技に納得できていない。来年はそう上手くいかないと思うし、いろいろなことを想定してミスのない演技をしたい」と来年のリオデジャネイロオリンピックを見据えていました。
また、白井選手は、「団体決勝のゆかと跳馬は完ぺきに近かったが、その2種目でしか貢献できなかった。今後は、ほかの種目でもいろいろな技を試して、難しい技を取り入れた攻める演技を目指す」とさらなる成長を誓いました。
「リオ五輪の金メダル争いはしれつ」
体操男子代表の水鳥寿思監督は「けがやアクシデントなど苦しい場面はあったが、選手それぞれがしっかり準備をして自分の役割を果たしたことが、団体金メダルにつながった」と37年ぶりの快挙を振り返りました。
そのうえで、来年のリオデジャネイロオリンピックに向けて「3位だった中国は技の難度が日本より高く脅威を感じている。2位のイギリスは力をつけ、アメリカは主力を3人欠いて5位に入った。日本が来年の金メダルに近づいたことは間違いないが、メダル争いはしれつで選手のけがや大きなミスを改善しなければ同じ結果は得られない。選手と一丸となって頑張りたい」と気持ちを引き締めていました。
そのうえで、来年のリオデジャネイロオリンピックに向けて「3位だった中国は技の難度が日本より高く脅威を感じている。2位のイギリスは力をつけ、アメリカは主力を3人欠いて5位に入った。日本が来年の金メダルに近づいたことは間違いないが、メダル争いはしれつで選手のけがや大きなミスを改善しなければ同じ結果は得られない。選手と一丸となって頑張りたい」と気持ちを引き締めていました。