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日本の流通大手 ハノイで初の店舗開業
11月3日 17時34分

流通大手のイオンは、ベトナムでは3店舗目となるショッピングモールを首都ハノイに開業し、現地で拡大する中間所得層をターゲットにした流通各社の競争が激しさを増しています。
新たに開業したのは、流通大手のイオンがベトナム国内では3店舗目、首都ハノイでは初めての店舗となるショッピングモールです。およそ7万2000平方メートルの売り場には、衣料品や食料品、日本食レストランやフィットネスセンターなどおよそ180の店舗が入っています。3日、開業を祝う式典が開かれ、イオンモールの吉田昭夫代表取締役社長が「人々の生活向上に貢献し、地域になくてはならない存在を目指したい」とあいさつしました。訪れた60代の女性客は「とてもきれいでスタッフも礼儀正しく、気に入りました」と話していました。
イオンでは、日本と同じように四季のあるベトナム北部の気候を意識して冬物衣料など季節ごとの商品をそろえたり映画館など娯楽施設を充実させたりすることで、年間1800万人の集客を目指すとしています。ベトナムでは、消費者の多くが市場や個人商店を利用していますが、経済成長に伴って小売り業の近代化も進みつつあります。また、中間所得層や富裕層が今後も拡大することが見込まれていて、国内だけでなく韓国やマレーシアなど外資の参入も相次ぐなか、流通各社の競争が一層激しさを増しています。

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