スクールカーストの構造は非常に興味があります。それはおそらく、私が学童の頃に苛めを受けていたからです。その体験談を伝えても、人によっては「そんなの可愛い方じゃない」とおっしゃりますが、当事者が辛いと感じればそれは苛めになると思うのです。
この記事を書く動機
今回、苛めについて語りたいわけじゃなく、「もし『はてなブログにカースト』があったら」をテーマに書いてみたいと、突然思い立った次第です。苛めについての記事は、書籍等でしっかりと学んだうえで記事にしたいですね。それでは、まずカーストについてどのようなイメージを持っているかについて語ってみます。
カーストのイメージ
インドの階級社会をイメージされると思います。その構図はピラミッドで表すことができまして、てっぺんからバラモン(司祭)、クシャトリア(王族・武士)、ヴァイシャ(平民)、シュードラ(奴隷)です。当然、上層にいる人間のほうが絶対数は少なくなります。国際的に人権を叫んでいる時代で、その流れに逆らう制度といっても過言ではないと思います。もし奴隷階級の(ここでいえばシャードラですか)方々が人間とは思えないような扱いを受けているのでしたら、この制度は無くしてしまったほうが良いのかなと、何も知らない私としては感じます。ただ、こういった制度も歴史的なものですし、やはりそれを語るにはそれらの歴史を書物なり何なりでしっかりと学ぶ必要があると思います。なので、内容については言及しません。
次では、実際にはてなブログ内で階級があったとしたら、でカーストに当てはめてみます。利用者側だけで分けてみました。
ーーーここから妄想↓
はてなカーストの各階級
バラモン
毎回バズらせる、知る人ぞ知る伝説級のはてなブロガー。アクセス数も月に数十万PV以上であり、後光すらさしている。彼ら(彼女ら)が歩いたあとには、あふれ出たはてブのかけらがキラキラと輝き、はてなスターの語源はこの出来事からつけられたとかなんとか...
クシャトリア
ホットエントリーの常連であり、調子次第ではバズることもしばしば。成長次第ではバラモンに移行する可能性のある層。ヴァイシャやシュードラの投票でその位が維持されている部分が大きい。えてして、自分がバラモンになったと勘違いして狂気の世界に迷い込むこともあり、危険をはらむ層ともいえる。
ヴァイシャ
日記記事や、ニッチではあるが自分の専門性を活かした記事を2日に1回は更新できるブロガーがこの層に該当する。新着エントリー入りはそこまでハードルが高くないが、ハテブが1~2に留まることも多く、気を揉む日々が続くことも。しかし、彼らほど「ささやかな幸せ」を享受している民族もまたいないわけであり、これが本来のはてなブログの利用の仕方ではなかろうかということで、近年ではその生き方がクローズアップされ、盛んに議論がおこなわれている。
シュードラ
新規参入するも、そもそもシステム的なことがわからないであるとか、コミュニティへの参加方法や交流方法がいまいちわからない人たち。こういった方々をヴァイシャへ救い上げて、はてなブログの楽しさを知ってもらいたいがゆえに、彼らが住む地域を定期的に巡回してあいさつして回る「シュードラウォッチャー」なる方々もいるとか。
また、やや電波系な記事内容をひたすらに垂れ流したり、あまりにも偏った思想をレスポンスの有無に関わらず発信し続けたり、記事タイトルがやたら長いのに内容は数十文字という不思議なブログスタイルをいつまでも続けてしまう「ごり押し型奴隷」もこの層に該当しており、一般的に彼らには救済の余地がないと言われている。
ーーー妄想終わり↑
はい、というわけで、もしあったとすれば、はてなカーストってこんなもんかなって感じで作ってみました。シュードラの記述に熱が入ったのは、私が新規参入組だからなのかもしれません。ちなみに妄想ですので、決して真に受けないでください!!
次に、この記事で一番言いたいことを書きます。
結語:はてなブログにカーストなどない!
ここは誰が何を書いても自由!電波だろうが日記だろうが育児だろうが文句だろうが変態☆だろうがなんでもござれの世界。言いたいことも言えない現実世界のこんな世の中にあって、自分の精神面を遠慮なくぶつけられる、いわば魂の解放フィールド。こんなところに、そのようなけったいな階級制度があってたまるものか。
何年も続けているベテランだって、ネタが尽きたり環境の変化でいつ引退するかわからない。今日から始めた人だって、記事が面白ければ新着エントリーから訪問者が殺到してはてブなどで拡散され、初回からバズることもある。差があるとすれば記事ストックの大小であるとか、検索エンジンの評価くらいであり、それはロングテールでアクセス流入のことを考える世界なのでここでは省かせていただきたい。
はてなブログは実力主義でベテランも新参も記事が面白ければ世の中にそれが広まるという、成り上がるには最高に平等な世界だと言っていい。断言できる。だから、「誰も記事を見てくれない、どうせカーストで言えばわたしは奴隷なんだわシクシク」なんて塞いでる暇があれば、本読むなり人気エントリーのブログ見るなりして研究して、自分も考えたことを文字に起こす習慣をつけて成り上がりなさいよと。そういうことなんですよ。記事が面白くないから人が来なけりゃ拡散もしない。これ道理。これはあくまで人気ブログを目指すのなら...という話ね。目指さなくたって最初に言ったように何書いて楽しんでもいいんだからさ。
というわけで最後は熱くなってしまいましたが、このはてなブログの世界では階級というか競争なんてないんですよ。みんな、自分の心の中を表現して、魂が浄化される場所なんです。だから誰かと比べて気を揉む必要もまったくない。自分の書きたいことを書いて、他の読者と交流して、今日一日を健やかなものとする。
ネット世界にカーストなんてあってはいけないのですよ。
せめてネットの世界だけでは...
最後まで見ていただいてありがとうございました。乱文にて失礼します。