こんにちは。
若い頃はレディースデーの度に映画館に足を運んでいたのに、
子どもを産んでから、
映画は家で一時停止できる環境で観るもの
となっていた夏子です。
途中で
「喉が渇いた!」
「にいにい(兄のこと)が叩いた!」
「○○(弟のこと)がオモチャ壊した!」
と中断され、
クライマックスの一番良い場面で大騒ぎが始まる我が家では、
映画鑑賞には一時停止と巻き戻し機能が必須。
ついでに字幕が出ていないと内容が聞こえなかったりします。
もう、こんなものか、と諦めておりましたが、
長男がいつのまにか映画好きに育っており、私と長男2人のお出かけの定番が映画館デートになりつつあります。
5月に名探偵コナン、
8月にジュラシックワールド。
過去記事→長男と映画を観に行きました。 - 適度に、適当に。
そして、ファーストデーの一昨日には、
映画「PAN ネバーランド、夢のはじまり」を観ました。
本当は、先週末は家族4人で遠出する計画だったのです。
でも、次男が風邪を引いて(もう全快しました)家で引きこもることになりました。
治りかけの次男と、外に出たくて仕方がない長男。
顔を合わせれば喧嘩ばかり。
晴れた日に家の中にいることができない2人です。
「長男くんとどこかへ行っておいで」
と夫に言ってもらい、たまたま映画の安いファーストデーだったことに気付いて
そのまま映画館にお出かけしてしまいました。
ふらっと入った映画館。
自分一人なら「マイ・インターン」か「バクマン。」、「図書館戦争」あたりを観るところですが、名探偵コナンのストーリーを追うのが少し大変な長男。
ストーリーが単純そうで、映像が迫力のありそうなもの、という基準で決めました。
観る作品の予告編すら観ていない状態で映画館に入ったのは初めてです。
基本的にネタバレされても平気な人なので、何がネタバレに当たるのか理解していません。
以下に感想を書きますので、もしこれから映画をご覧になるようでしたら画面を閉じていただければ幸いです。
* * *
* * *
では、感想を。
ピーターパンになる前の普通の少年がピーターパンになる話らしい、とだけ情報を得て観始めました。
冒頭、赤ちゃんのピーターが孤児院の前に置かれます。
何かから逃げてきたピーターのお母さん。
名残惜しそうにピーターの顔をなで、頬にキスして、抱きしめます。
私、このシーンですでに泣いてます(笑)。お母さんきれい。
何でか知らないけど、自分の大事な赤ちゃんと離れるなんて辛すぎる。
12年経ち、戦時中のイギリスの孤児院は軍隊のようです。
シスターの格好をした先生方が怖くて、長男は半べそです。
中でも孤児院の院長先生は特に怖いらしく、出てくると眉間にしわを浮かべてました。
前半のシーンはモノクロ映画のような、埃っぽくて陰鬱な世界観が続きます。
海賊船はダイナミックで、途中のシャボン玉のようなものがいっぱい浮いている世界はとってもきれいですが、
船を降りると、黒ひげに支配された鉱山は厳しく辛い世界。
長男に見せるには難しい映画だったかしら、と思い始めたころ、森のシーンへ。
登場人物が「この風景を見れただけでもよかった」というようなセリフがありますが、
観ているこちらも同じ気持ち。
映像がとてもきれいです。
色彩、壮大な自然、不思議な生き物、鮮やかな衣装の先住民。少し「アバター」みたい。
長男もようやく熱中し始めた様子。
結果的に、人はいっぱい出てきますが、主要人物が少なく、ストーリーも単純で、
小学一年生の長男でも楽しめる映画でした。
アクションシーンでピーターや仲間が活躍すると長男も拳を握ります。
黒ひげの残忍さは本当に怖いらしく、長男ちょっとのけぞります。
残酷なシーンは、銃弾が煙幕で隠されたり、CGに置き換えられています。
良かったのは、ピーターの役者さん。とってもきれいな目でした。
ジュラシックワールドの弟君の役者さんもよかったけれど、甲乙つけがたい美少年です。
残念だったのは、フックの声。まあ、多くは書きません。
まったく映画の良さが伝わらない文章ですみません。
すごい~~感動する~~というテンションでのお勧めはできませんが、
ピーターパンが好きな方だったらネバーランドや海賊船の映像美は嬉しいと思います。
私はロビンウィリアムズの「フック」とジョニーデップの「ネバーランド」も大好きです。
長男の観察ばかりしていたので、集中して観ていたら違ったかなぁ。
もしくは、字幕で観れば…。
ファーストデーの1,100円で観るには十分楽しめた映画でございました。
お読みいただいてありがとうございます。
\(^o^)/