ニュース詳細
中仏首脳会談 習主席COP21での協力強調11月3日 5時59分
k10010292641_201511030617_201511030617.mp4
中国の習近平国家主席はフランスのオランド大統領と会談し、温暖化対策を話し合うため、今月、フランスで開かれる国連の会議での合意に向けて、協力する考えを強調しました。
中国の習近平国家主席は、2日、北京を訪れているフランスのオランド大統領と会談しました。
フランスでは今月30日から、温暖化対策を話し合う国連の会議「COP21」が開かれ、すべての国が参加する2020年以降の新たな枠組みの合意を目指しています。
会談のあと、両首脳は共同声明を発表し、新たな枠組みでは各国の温室効果ガスの削減目標の5年ごとの見直しを目指すことや、両国が低炭素社会の実現に向けた2050年までの国家戦略を5年以内に公表することなどが盛り込まれました。
記者会見で習主席は「この声明は、両国が手を携えて努力し、COP21の成功を促す積極的なメッセージを発信するものだ」と述べ、会議の合意に向けて温室効果ガスの最大の排出国である中国としても協力する考えを強調しました。
オランド大統領は、「会議において、中国の役割は欠かすことのできない重要なものだ」と述べ、中国の貢献に期待を示しました。
このほか、中国企業が世界最大級の原子力企業、フランスのアレバに出資する方針で合意し、両首脳の立ち会いのもと合意文書に署名が行われました。
中国とヨーロッパを巡っては、先月、イギリスやドイツとも首脳会談が行われており、関係強化を図る動きが活発になっています。
フランスでは今月30日から、温暖化対策を話し合う国連の会議「COP21」が開かれ、すべての国が参加する2020年以降の新たな枠組みの合意を目指しています。
会談のあと、両首脳は共同声明を発表し、新たな枠組みでは各国の温室効果ガスの削減目標の5年ごとの見直しを目指すことや、両国が低炭素社会の実現に向けた2050年までの国家戦略を5年以内に公表することなどが盛り込まれました。
記者会見で習主席は「この声明は、両国が手を携えて努力し、COP21の成功を促す積極的なメッセージを発信するものだ」と述べ、会議の合意に向けて温室効果ガスの最大の排出国である中国としても協力する考えを強調しました。
オランド大統領は、「会議において、中国の役割は欠かすことのできない重要なものだ」と述べ、中国の貢献に期待を示しました。
このほか、中国企業が世界最大級の原子力企業、フランスのアレバに出資する方針で合意し、両首脳の立ち会いのもと合意文書に署名が行われました。
中国とヨーロッパを巡っては、先月、イギリスやドイツとも首脳会談が行われており、関係強化を図る動きが活発になっています。