大橋巨泉、がん手術から復帰「まだ生きています」
2015年11月2日15時44分 スポーツ報知
10月14日に縦隔(じゅうかく)リンパ節のがんの切除手術を受けたタレントの大橋巨泉(81)が2日、次女でジャズシンガーの豊田チカとともにテレビ朝日系トーク番組「徹子の部屋」に出演。現在の心境を語った。
手術直後に収録に参加したという巨泉は少しかすれた声ながら、「大橋巨泉です。まだ生きています」と元気にあいさつ。今年5月、転移したがんの手術で右肺の3分の1を切除したことで、「みんなから『よかった、よかった』と言われていたのに」。今回の腫瘍が発見された経緯などを説明。自身の病状を公表することへ反響が多く、「死ぬまで書こう、こういう番組に出続けよう、と思います」と決意を語った。
「お医者さんと一緒になって色々やるべきだと思う。先生が一様に『(がんについて)わからないことは多いけど、だんだんわかってきている』とおっしゃるんです」。がんと闘う決意を固めたのは、早大3年時の1954年、母を子宮がんで亡くしたことが影響していることも明かした。