キンコン西野、ハロウィーンゴミでオブジェ制作「遊びの一つ」
2015年11月2日7時20分 スポーツ報知
ハロウィーンから一夜明けた1日、東京・渋谷のスクランブル交差点付近で、若者を中心にしたボランティアによる「大クリーン作戦」が実行された。大量のゴミを片付ける姿が深夜から徐々に増え始め、早朝には、その輪が広がった。人通りが再び多くなる午前10時ごろには、メインストリートの渋谷センター街はすっかり元通りの姿になった。また、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(35)が「楽しみながら渋谷でゴミ拾い」をテーマに街を清掃。拾ったゴミでオブジェを作った。
西野はこの日、午前6時にボランティア430人と渋谷駅前に集合。発案したプロジェクト「SHIBUYA Halloween ゴーストバスターズ」を実行した。
1984年に公開されたお化け退治のコメディー映画にちなみ、「(仮装した)お化けが出すゴミを吸い取ろう」との意図。昨年、渋谷の街に散乱したゴミを見たのがきっかけだったという。
ゴミの一部は再利用され、アート作品「ゴミの木」として東京・新宿区で開催中の「東京デザインウィーク2015」で披露。西野は「『ゴミを捨てるのをやめよう』と力で押し付けず『ゴミを集めるのも遊びの一つ』ということで思い付いた。ここまでの規模になるとは思わなかった」と驚いていた。3日まで同所に展示。