今週のお題「愛用しているもの」を見て、そうだ元上司から頂いた愛用の万年筆について語ろうと思ったら、もう書いてた時の哀しみ。
でも何か書きたいな、と思ったので、もっと気楽に、職場の事務文房具的な愛着というかこだわり的なものをつらつら書きます。
意外と時代遅れでもないFAX事情。
実は働き始めるまでFAXって時代遅れだと思ってたんですけれど、一部では絶大に支持され続けていて、海外ともPCネット接続せずにやり取りできるので便利なんですよね。自分も海外出張先で「支社までFAXお願いします!」やっちゃう。
それにあんまり信頼感が醸成されてない間柄だと、会社間というより担当者間のメールアドレスの交換は抵抗感ありますし。一回こっきり一方通行の関係なら、FAXの方が気が重くない。
FAXって、外部の人ならオモテ紙をちゃんとつけて送るんですが、内部の人ならこのハンコ押してすませちゃいます。内部のFAX送る時って急ぎが多くて、オモテ紙作ってらんないという事情もある。
「ファックスヘッド(S)」。ファックスを送る際、紙の空欄に押してヘッダー代りに使用できるハンコです。後からいつ何時何枚を誰に送ったかわかるのがいい。最近職場でみんな勝手に使ってく。
ハンコは電話番号とFAX番号を記入できるLサイズと、宛名のみのシンプルなSサイズの2種類があって、自分が選んだのはSサイズ。でも電話とFAXの番号あった方が後から便利なのでLサイズにすればよかった。
どうやらAmazonでは取り扱いないようで、他のオンラインショップか、水縞の商品を取り扱っている店舗でしか手に入らないっぽいです。あぁやっぱり見かけた時Lサイズ買っておけばよかった...。
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蛍光マーカーは色映えしてほしいけれど色が出て欲しくはない。
蛍光マーカーの黄色って便利ですよね。プレゼン時に一部を目立たせるのにも使えますし、文章チェックにも使えます。
自分は、オリジナル原稿を複数コピーしたりする時に、原本に蛍光マーカーの黄色で「org」と入れるようにしてました。慌ただしい時にも原本とコピーを取り違えることもないし、蛍光マーカーで書いた部分は白黒コピーで認識されないので都合がよかった。
でも蛍光マーカーって、選ばないと色映えしないのも多いし、逆に色映えするのって紙を裏抜けしたり白黒コピーで色が出ちゃうやつもあるのですよ。色々試しつつ最近は「テキストサーファーゲル」に落ち着いてます。
書き心地といてはまさにクレヨン。発色が良くてとても映える。なのに裏抜けも滲みもしない。書き心地が滑らかで、正直柔らかいぐらいなのでコツ掴むまで真っ直ぐマーカーするの難しくもあります。 でも気に入ってる。
ちなみに黄色と青色が愛用で、青色は部下の資料チェック時に「ここの部分直してください」の合図にしてるので、青のマーカーを手に取るとビクつかれます。...と、部下本人から申告されてしまった。
ゼムクリップでもダブルクリップでもないクリップ事情。
複数枚の紙を傷つけずにまとめるには?というと、ゼムクリップとダブルクリップが思い浮かぶかと思います。紙の量が少ない場合はゼムクリップで、多い場合はダブルクリップ、みたいな。
でもゼムクリップって外れやすくて、ダブルクリップはページ繰りしにくくなるじゃないですか。大したことではないけれど、微妙に気になる。
そんなわけで、去年くらいからこの「マカロニクリップ」を愛用してます。
紙を傷つけないし、しっかり留まって外れないし、留め部分が最小限なのでページ繰りもしやすい。あと、カラーバリエーションがあってちょっとしたindex代わりにもなります。自分はこれで仕事の種類を分けてたりする。
といっても20枚くらいまでしか留められないので、それ以上の枚数になったらダブルクリップを使うしかないですが。
そういえば以前何かの展示会で、トライアングルプリップという、ゼムクリップの類型ぽいのに大量書類も留められるクリップを見て「欲しい!」と思ったことがあります。どれくらい留める力が強いのかわからなくて見送ったの、今も少し後悔してる。
書類の角を折ってもいいならこんなクリップもあります。
紙クリップの「デルプ」。個人的には家庭利用でレシート整理に使っちゃってますが、
紙だからそのまま書類ごと捨てられるし、エコだなと思います。こちらは15枚まで一つで留めることが可能。
これもindexとして使えるので、内部資料ならこれでもいいかもですねー嵩張らないですし。
意外とときめかないハリナックスの話。
新人時代のひそかな特技は会議資料作りでした。コピー機操作とページ繰り、ステープラーはどれも人一倍早かった(と思う)。
最近、資料組みに駆り出されることがなくて披露する機会がないんですが、ステープラーの針の綴じ位置をずらしていくことで資料を嵩張らせない技術は今も役立つ自信があります。昔ドラマで見て真似して、見栄えと資料の持ち運びで重宝されてました。
消耗品として職場に常備されるステープラーじゃなくて、自腹でフラットステープラーを買って愛用してました。裏側の綴じ針が盛り上がらないやつ。
でも、あの画期的で見栄えも優れる針なしステープラーにはときめかないんですよねー。友達から「あんた好きそう。メーカー別に3台ぐらい所有してそう」と言われたんですが、実は一台も持ってない。
針なしステープラー「ハリナックス」。そういえばホチキスって商標名だからステープラーなのでした。ちなみに地元ではジョイントって呼ぶこともあった。
あと、書類を傷つけるとその後の活用に支障が出るのもステープラーあまり使わない理由かもしれません。ステープラーで留めてるのに気がつかずコピー機回してぐしゃ、は新人時代からのお約束。
鉛筆やフリクションボールでなくとも、文字は消せる。
先日、急いでたせいか紙回議のサインをフリクションボールで書きかけて「ひぃ!」て事態があったんです。摩擦で消せるペンで書くのはさすがにまずい。でも鉛筆でもないのにペンで書いた文字が消せる(見えなくなる)のって便利ですよねやっぱり。フリクションボール、愛用してます。
書いた文字を見えなくさせる、と言えば。最近、後輩が印付きの書類でボールペン字を間違えてアワアワ言ってたので「クイックイレーザー」を貸して、「これ履歴書書くのにいいですね!」と感心されたのですが、砂消し的なものってもしかして、電子化とともに忘れられた文房具だったりするんでしょうか。
カッターと同じ様な仕組みで刃の部分が板状の消しゴムになっていて、ボールペンで書いた字が消せます。見えなくさせるだけのフリクションボールと違い、紙を削る仕組みなので紙が部分的に薄くなりますが。でも、本来消せないものを消せるのってやっぱり便利で。
インクジェット・カラーコピーなど印刷したものを修正することができる「マルチリスイレーザー」も便利です。ただこれ自分では持ってなくて、よく同僚のを借りちゃいます。ごめん。
Amazonの説明によると「30年以上も前から、アメリカでは「胸に一本マルチリス」というキャッチコピーで愛用されてきた」らしいです。
終わりに。
最後にカッターを...と思ったんですが、この時点で3000字超えてたのでやめます。それに一度語ってた。
新聞・雑誌のスクラップに便利な文房具について本気出して考えてみた。
リンク先でも書いてますが、定規にもカッターにもなる「クツワ HiLiNE アルミ定規」を今も愛用してます。
慣れるとカッター&カッター板も、ハサミもいらないから便利なんだ。
他にもメモ帳とか付箋とか語りたい気もするけれどさすがにダラダラ語りで長かったので、今日はここまで。