ハンドメイドで10万円稼ぐための7つの具体的方法
ハンドメイド国内人口は1,000万人以上。
ハンドメイドの市場規模は8,673億円(出典:一般社団法人日本ホビー協会「ホビー白書2014年版」)
これはもう国内の健康食品や缶コーヒーの市場規模を超える市場規模になっているようです。
それだけ多くの人たちがハンドメイド作品を商品として認めて、実際に購入しているということですね。
規模が大きくなるということはそれだけ世の中に認知されてきたということです。
作品をお金にするということ
自分でものを作ればもうハンドメイド作家にはなれます。
問題はハンドメイドでちゃんと稼ぐっていうことですよね。
仕事で企業コンサルとかしているせいか
あーこの作品センスいいーもっと高くした方がうれるのになーとか
もっと違う見せ方したら売れっ子作家さんになるのになーなどと
人様の作品をみて思うことがよくあります。
その時、同時に思うことは
この人は作品の作り方は勉強しても、お金の作り方を勉強してないのかもしれない。
っていうことです。
ものを売るのは本当にむずかしいことです。
普通の商品ならば作り手と売り手は異なります。
ハンドメイド作品を売るためにはその両方をひとりでするわけですね。
だからキチンとどちらも同じくらい大事にかんがえなくてはいけないんです。
ただハンドメイド作品を売ることには大きなメリットがあります。
ハンドメイドで稼ぐメリット
普通商売をする場合、お客様に商品をまず見てもらう「場所」「機会」が必要です。
多くの会社ではこの二つを用意するために大変なお金をかけています。
店舗を作る、借りる。
これは商品が売れても売れなくてもかかるコストです。
見てもらうためにCMを流す、チラシを配る。
CMなんか流そうと思ったら莫大な資金が必要なのはなんとなくわかると思います。
新聞に折り込まれているチラシ。
ちらっとみて捨てちゃうあれです。
普通に生活していてそういうものにかかるお金とか気にしませんけど
織り込む枚数や用紙の大きさによって変わりますが
一枚当たりだいたい安くて4円~6円くらいです。
もちろん印刷代も別にかかりますね。
それを一つの地域にまこうと思ったら少なくとも5万枚。
スーパーのチラシなんかだったら毎週です。
「機会」を作るだけでもこういったお金が必要です。
もちろん店舗運営をするにはその他もろもろの経費が掛かります。
ハンドメイド作品を売る場合、minneなどのハンドメイドマーケットに登録すればこれらの費用が全く掛からずに全国に発信できます。
もうこれが最大のメリットです。
minneに作品を登録するだけで22万人のハンドメイドに興味があるお客さんに見てもらう機会をつかめるんです。
これは普通に商売をしている人から見れば脅威です。
自分のお店がある通りを、少なくともお店の商品カテゴリに興味のあるお客さんが22万人通るわけですから。
ただお散歩してるわけではないですよ。
なにかいいものないかなーって歩いてるんです。
問題は、あなたのお店の商品に興味があるかどうかです。
これがハンドメイドで月に10万円以上売り上げることができるかどうかのポイントです。
作品を登録したけど全然売れないって言っている人は、ここから先なにもしていない人がほとんどです。
普通のお店だって、チラシを打ったり、看板を工夫したり、店先のデザインに凝ってみたり、商品のディスプレイを考えたり。
何もしないで登録しただけで売れるのは名の通った大作家の作品か有名芸能人が作ったものだけです。
ハンドメイド作品を売る具体的手順
それじゃあいったいどうやって売れるようにするのか。
① まずはどこでもいいのですがハンドメイドマーケットに登録します。
最初は一つでいいです。
前の記事で紹介した
1 minne
2 creema
3 tetote
4 iichi
この順番でおすすめです。
② 登録の時にお店の名前を決める。
商品の名前も同じように決めます、どちらも注意が必要です。
お店の名前は覚えやすくて気取らず短めにしてください。
フランス語とかイタリア語で何言ってるのかわからないお店の名前は作家自身が有名になってからです。
商品名も気取って「ピアス No2」とかは最悪です。
こういうのは確かにちょっとかっこいいけれど、つけていいのはそもそもブランドに力があるグッチとかフェラガモとかいうお店だけです。
例えばわたしのお友達のひかりちゃんは「ヒカリノアトリエ」っていうとってもわかりやすくて覚えやすい店名です。
そしてなんとひかりさんっていう名前の方にけっこうかっていただいてるそうです。
③ 商品名を決める
商品名もそれを聞いて想像できる名前にしましょう。
色や形、風合いが想像できると最高です。
だって自分がネットで検索するときのことを考えてください。
「ピアス かわいい ピンク」とかですわたしの場合(笑)
だいたいみんなこんな感じで検索しますから。
minneなどのハンドメイドマーケットでは、商品検索ができるようになっています。
登録してある作品数が100万点もあるのだから検索無しではお客さんはたどり着きません。
その検索窓はGoogleの検索と同じように任意の単語を入れるようになっています。
④ 値段を決める
値付けの方法は、こちらの記事にも書きましたが、やすければいいというものではありません。
もちろんいろいろな人の作品をみてまわって、値ごろ感を知るのもいいほうほうですが、
ここでは目標達成のための手順として
例えばひと月に10万円売上げたいとします。
30日で割ると一日当たり約3300円
これが目安です。
あなたの作品が1500円くらいなら一日二個売ることが目標になるし、
3000円の値段がつけられる作品ならば一日一個売れればいいことになります。
先に値段を決めるのはおかしいと言っていいのはアーティストです。
芸術家ならそれでもいいですが、ハンドメイドで10万円という金額があるのですから
そこからかんがえるのが商売です。
忘れてはいけないのは、商品の値段には材料費だけでなく
あなたの作業時間、商品発送の手間、お客様情報の管理に費やす時間、
売れた後のお手紙を書いたりする手間。
こういったことまですべて含むのが商品価格です。
こちらにハンドメイドの材料費や利益率などを計算して売値をきめるソフトを作りました。
ぜひ活用してください。
⑤ あらゆる手段で発信する
無料ブログ・Facebook・twitterなどをつかって作品情報を発信します。
あなたの大切な作品とお店を心を込めて目の前にいる人に伝えるように発信します。
ブログだって上手に描く必要はありません。
どんな思いで作っているか。
どんな人に使ってほしいか。
どんな場面でかわいく見えるか。
イケヤやニトリが成功したのは、使っている場面を消費者に想像しやすくする商品レイアウトを提案したからです。
文章が苦手なら写真で発信してください。
アクセサリーをつけている手だけでもいいし、耳だけでもいいです。
とにかくお客さんが身に着けていることを想像しやすくします。
⑥ 売れた後のフォローをしっかりする
ネット販売の最大のポイントは口コミです。
特に女性は口コミを重視します。
商品を発送するのを5日後としていたなら3日で出す。
お客さんはわたしには早く着いたとよろこびます。
商品に同封してちょっとした手書きのお手紙をつける。
お客さんは特別あつかいされた気分になります。
こうしてあなたのお店はそのお客さんにとって大事にしたい場所になります。
そういったお客さんが10人になればあとはどんどん増えていきます。
最後に一番大切なこと
そして一番大切なことが
「続けること」
上で説明したことを、せめて半年は続けてください。
普通の商売でも2年は黒字になるまでかかります。
むしろ2年で黒字になれば上々です。
先ほど紹介したお友達の「ヒカリノアトリエ」は今年の3月中旬にオープンしました。
そして7か月目の10月は一日に2~4つ売れるようになりました。
続けることで作品数も増えてきます。
もちろん作品のクオリティもよくなっていきます。
お客さまのフィーリングや売るためのちょっとしたコツもわかってきます。
ぜひあきらめないで続けてください。
きっとあなたの作品を待っている人に出会えます。
あなたの作品に出会えること楽しみにしています♪
それではまた! チャオ(^_-)-☆
シェアしてくれるとすごくよろこびます。.。o♡