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キャセイパシフィック航空、新塗装機が羽田お目見え

Aviation Wire 11月2日(月)22時1分配信

 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は11月2日、新塗装初号機となるボーイング777-300ER型機(登録番号B-KPM)を香港−羽田線に投入した。新塗装機初の運航便は香港発羽田行きCX548便で、定刻より2分早い午後1時23分に到着した。

【羽田に到着したキャセイの新塗装機】

 同社は2014年10月、10年ぶりとなる新ロゴマークを発表。1994年から使用していたロゴにはオレンジのラインが入っていたが、ダークグリーンによる文字とロゴマークのみの、シンプルなデザインを採用した。

 新塗装機の初便となったCX548便は羽田のA滑走路(RWY34L)に着陸し、114番スポットに到着した。新塗装では機種にロゴの「ブラッシュウイング(brushwing)」が描かれ、前部胴体に社名を大きく記した。ダークグリーンの垂直尾翼には、白いブラッシュウイングをあしらった。垂直尾翼周辺は色が濃くなっており、ラダー(方向舵)部分はグラデーションになっている。

 新塗装機は新ブランドコンセプト導入の一環で、1日に香港でお披露目された。今後5年間で約150機を新塗装に切り替える。2016年初旬に初号機を受領予定のエアバスA350 XWBは、新塗装でお目見えする。

 新コンセプトは機体のほか、ラウンジでも展開。2014年12月9日に羽田空港の国際線ターミナル6階に開設したラウンジは、自宅のリビングを想起させる新ブランドコンセプトを世界で最初に導入。特製担々麺などを提供するヌードルバーや、パンやサラダ、デザートを揃えたフードバーを設けた。海外の航空会社で、羽田に自社運営ラウンジを開設したのは同社が初めて。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:11月2日(月)22時3分

Aviation Wire

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