今日の記事は少々ヘビーかもしれない。

極力冷静に綴りたい。二度と同じことを繰り返さないように
きちんと書き留めておきたい。

先日からじわじわ書いているが、私には一応彼氏がいる。

出会ったのは約1年前だ。わりとスムーズに付き合ったのだが、
当初から何か違和感を感じていた。しょっちゅう私の家に来ていたけど
疑問に思うことが多々あった。

まず、一人暮らしをしていると言っていたわりに
その気配がまったくないのだ。

給湯器が壊れたとか意味わからない理由で
家に招いてくれることもなく、引っ越すと言い出した。
マンションを解約すると言っていたが、月が変わっても動く気配がなかったので

「引っ越しどうなったの？」

と聞いたら、忘れてたと。

で、慌てて引っ越した素振りを見せた。

私は気付いたら本気で好きになっていたので、

すべて見て見ぬふりをし続けた。

束縛することもなく、めんどくさいことも全く言わなかった。
これは元々の私の性格だが。

彼は本当に優しかった。徐々に信用し始めた頃、
先日の記事にも書いた通り、実家に帰ると言っていた日の
ホテルの領収書を見つけた。

その後、つらすぎて別れた。
領収書を見たことは言わずに。

しばらくしてやっぱり好きな気持が強くて会うようになったものの

一度見てしまったからには不安がとけるはずがなかった。

一時期、毎日のようにうちに来ていたので
またちょっとずつだけど信じ始めた。

不安な気持ちを押し殺して会い続けた。

今年の年明け頃、正式にヨリを戻そうと付き合った。

旅行に行ったり楽しく過ごしたこともあったが、
心のどこかで疑いの気持ちがあった。

こんな気持ちで付き合うのは失礼だと思って
広い心を持とう、ただ純粋に信じよう。

と何度思ったことか。

一応ほぼ毎日挨拶程度だが連絡はあった。
私が連絡しても大抵すぐに返信がある。

ビアガーデンに行きたいといえば連れてってくれて
PC用のデスクが欲しいと言えば買って組み立ててくれた。
出張で泊まるビジネスホテルはどこにしようか相談したら色々調べてくれた。
会いたいと言えばだいたい会いに来てくれた。

一見普通に付き合っているように見える。
好きなんだなと勘違いしてもおかしくない。

だけど、私にはどうしても

彼が嘘をついている。

という疑惑がなくならなかった。

結婚願望がないとハッキリ言われていたこともあり
他の人を探そうと頑張ってみた。

だが、なかなか思うようにいかなかった。
彼が好きだったから。

彼は実家から毎日通勤していると言っていた。

実家から職場までは約1時間ほどかかる。
そんなに遠くもないが、彼の性格上考え難かった。

私がこれに関して疑いを持っていることに気付いていたのか
家族の話なんかをよくしていた。

電車通勤の話や定期代など、かなり具体的に話してくれていた。

私はやっぱり本当に実家に住んでいるんだと思うようになった。

今日までは。

7月から、今日デートしようと約束していた。

彼は週末仕事で私は休み。

今日、休みをとって出かける約束をしていたので
私はずっと楽しみにしていた。

会社の人に誘われても断っていた。

だが、3日前になってもこれに関して連絡がなく
私は聞いてみた。

「土曜日デートできそう？」

そしたら、

彼「んーまだわからんねん、ごめんな」

と。

この時点で腹が立ったが、私は怒りをおさえて

「じゃあわかったら教えてね～」

と。

彼「うん、ごめんな」

私は仕事なんだろうと気を遣って、

「デートできたらいいな～まぁもし無理なら違う週にでもいけたらいいね」

と言った。

だが、金曜になっても連絡がこない。

当日になっても連絡がない。

私は怒りがこみ上げてきて女友達に相談した。

そんな私を見かねてその女友達はドライブに誘ってくれた。

ふと思いついた。

彼の職場が近かったので本当に会社にいるのか見に行ってみようと。

自転車があった。

どうやら仕事だということは本当のようだ。

そうこうしている間に彼が出てきた。

私はとっさに車の中で身を隠した。

彼は自転車に乗って走っていった。

友達が車で追いかけてくれた。

明らかに彼が実家に帰るルートとは違う。

コンビニに寄って誰かに電話をしている。

恐らく、相手は彼女で

「何かいる？」

であろう。

まず、実家に帰るならこんなところでコンビニに寄らないしアイスとか
買わない　笑

彼がマンションに入るところまでは見届けられなかったが、
このタイミングで電話をしたが出ない。

「今ご飯食べてる、どうしたん？」

とLINEが来た。

私は腹が立って仕方なかったが、今日連絡を待っていたということと、
まだ職場付近にいるのか冷静に聞いてみた。

そしたら、実家でもなく
会社付近でもなく、まったく関係ない場所
を出してきた。あたかも仕事関係の飲み会のような勢いで。


彼はまた嘘をついたのだ。

というより、これまでの数々の言葉がすべて嘘だったんだと
この時確信した。

少なくとも、実家に帰っているというのは間違いなく嘘だと。

こんな嘘をつく人は初めてだ。

普通はこんなに嘘をつけない。
めんどくさいし、バレた時に恥をかくし。

だが、彼にとって嘘は日常なのだ。

ストーリー作りにも手がこんでいる。

こうやって嘘で固めてきた人生、35年。

ある意味すごいね。

こんな事実がわかってしまった以上、
何もかもが嘘に思えてきた。

というか、他の彼女？も気づいているはずだ。
女は勘がいいからね。

だけどみんな彼のマジックにより、
私みたいに言い出せないんだろうね。

中には気付いてフェードアウトした人もいると思うけど。

今日私に付き合ってくれた女友達は

「なんかあの姿情けなく見えたね」

と言った。

確かに。と思った。

なぜ彼はこんなに女性に依存するのか。

彼は依存しているつもりはないだろうけど、

私にはそう見える。

きっと「モテる自分」が大好きなのであろう。

たくさんの女性にチヤホヤされることで
人間の尊厳欲求、承認欲求が満たされるのであろう。

何か悲しい過去でもあったのかな？

この領域までくると、悲しさとか怒りを通り越して

病気なんじゃないかとさえ思えてくる。

人間誰でもモテたいと思うものだ。

だが、理性が働く。

こんな彼を好きになってしまった自分が情けないが
好きだったことは事実だ。

楽しい時間を過ごしたのも事実だ。

なので恨むことなどできない。

好きだった事実を受け止め、
消化し、次に進むしかない。

まだ時間はかかりそうだが、
上書き保存はできるはずだ。

一つ安心したことがある。

私は彼をいい男だと思っていたが

そうではないと気付けた。

このレベルでいい男だと言っていた
自分を悔やむ　笑

なんて視座が低かったのだと。

本当にいい男は女性にこんな思いをさせない。

これまで何人もの女性が彼を疑い、信用できなくなって別れているのであろう。

こんなに信用のない男のどこがいい男なのだ。

本当にいい男は人から信用される。

まっすぐに生きて、人としての思いやりと礼儀をわきまえている。

そんな人を好きになろう。

もちろんルックスも見ますよ。笑

理想が高すぎて結婚できないと周りに言われようが
私はやってみせる。

30代女性、本気でやればできないことはない。

私はそう思っている。

とりあえず、今日相談にのってくれた人達に感謝です。

私は周りの人に恵まれている。なのできっといい男に巡り会える。

そう感じた一日でした。