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【大相撲】

舞の海さん「白鵬はV一番手」 以前の辛口批評から一転

2015年11月3日 紙面から

負傷後初めて関取衆との稽古を開始した白鵬(右)=福岡県篠栗町で(岸本隆撮影)

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 NHKの相撲解説者でタレントの舞の海秀平さん(元小結)が2日、福岡県篠栗町の宮城野部屋で朝稽古を取材。白鵬は九州場所の出場を明言しなかったが、左膝を負傷後初となる関取衆と稽古を見た舞の海さんは、優勝候補の一番手に名前を挙げた。

 「(優勝に)絡むというかトップだと思いますよ。全くブランクを感じさせない。もう少し気にしながら稽古をやっていると思ってた。思った以上に完璧にできあがってる。全く心配ない。下半身もどっしりしてる」

 舞の海さんは、名古屋場所前半戦の白鵬を「力が落ちてる」と辛口批評した。そのときとは打って変わって甘〜い言葉を並べたが、それだけ白鵬の状態が良かったということか。

 白鵬は出稽古に来た魁聖、旭秀鵬らと23番。押させてみたり、突っ張らせたり。「わざと崩して逆に受けたり、そういう内容をつくって稽古しました」。秋場所2日目に対戦した嘉風以来となる関取衆との感触を、楽しんだかのように笑顔で振り返った。

 この日の稽古で「出場は判断できるか?」と聞かれると「まあ、でも出ます、という気持ちできてますし」。さらに「ほぼ出場するという口ぶりですよ」と突っ込まれると「大丈夫です。(出場するかは5日の出稽古後に)気持ちよくね」と最後も笑顔で締めていた  (岸本隆)

 

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