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【スポーツ】[ラグビー]五郎丸「世界に与えた衝撃を国内でも」 13日にトップリーグ開幕!!2015年11月3日 紙面から 13日に開幕するラグビートップリーグ(TL)の記者会見が2日、東京・TOHOシネマズ新宿で開かれた。TL各チームの監督、主将らに加えて、W杯イングランド大会の日本代表選手も出席。今大会で、日本が南アフリカから挙げた大金星が「W杯最高の瞬間」に、FB五郎丸歩(29)=ヤマハ発動機=が日本選手で初めてのベストフィフティーンに選ばれたという朗報も飛び込んだ。五郎丸は受賞を喜び、「世界で与えた衝撃を国内でも見てもらういい機会」と、TLの広報役も務めた。 大きな勲章がまた2つ加わった。五郎丸は自身のベストフィフティーン入りについては、「4年間チームとしてハードワークしてきた結果」と、謙虚に受け止めた。 一方で「W杯最高の瞬間」の選出については、「2019年のW杯日本開催に向けて、世界で日本ラグビーが認められないといけないとやってきた。受賞は日本代表が目指してきたことが認められた結果」と手放しで喜んだ。この賞が、ファン投票によることも大きい。「スタッフや関係者だけでなく、ファンに認められた。価値のある賞をいただいたと思う」と喜びをかみしめた。 W杯後、テレビなどのメディアやイベント出演に引っ張りだこの状況が続いている。突き動かしているのは、「ラグビーに注目が集まっているのは少しのタイミングだけ。多くの人にラグビーを知ってもらうのは僕の役目」という使命感だ。 多忙にもかかわらず、ニュージーランドとオーストラリアが戦ったW杯決勝だけは睡魔と戦いながらテレビ観戦した。「両チームとも開始5分のスピードと気持ちを80分間通していた」と絶賛した。ただW杯前と違い、世界で戦えるという手応えは得た。「僕たち選手だけでなく、見ている人、子どもたちから、日本は弱いというマインドは取り除くことができたと思う」と胸を張った。 13日に開幕するTLに向けて、各チームの監督、主将が日本代表の活躍を国内リーグへつなげる決意を口にした。五郎丸は「代表じゃない選手もラグビーに対する思いは同じ。自分も持てる力を100%出し続けたい」とこれまでのスタイルを貫く。 (伊東朋子) PR情報
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