磯部佳孝
2015年11月3日05時34分
福岡市の姉妹都市フランス・ボルドー市のワイン生産者や輸出業者でつくるボルドーワイン委員会公認のワインバーが来年3月、福岡市中心部にオープンすることが決まった。福岡市長とボルドー副市長らが2日、ボルドー市で合意文書に調印し、共同宣言を出した。同委員会公認のワインバーの開店はニューヨーク、上海に次いで3都市目(5店舗目)という。
共同宣言文によると、ボルドーワイン委員会と、フランス料理の巨匠ジョエル・ロブション氏の息子、ルイ・ロブション・安部氏(27)や日本人ソムリエらがワインバーを共同で設立し、運営する。ルイ氏は福岡市と東京でワインなどの輸出入販売会社を経営している。
市関係者によると、新たにできるワインバーでは、国内で流通していない希少なボルドーワインを提供する。福岡、ボルドー両市は2012年に姉妹都市締結から30年を迎えたのを記念し、目玉となる交流事業を検討してきた。(磯部佳孝)
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朝日新聞社会部
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