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【京都紅葉案内】まだ大混雑の名所めぐりで満足してるの? 隠れた名所はココ、渋滞回避の裏技はこれだ!

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【京都紅葉案内】
まだ大混雑の名所めぐりで満足してるの? 隠れた名所はココ、渋滞回避の裏技はこれだ!

清水寺や東福寺の近くにある隠れた紅葉名所

 もう11月。京都も紅葉の季節を迎え、木々が日ごとに色づきを増し、今年は少し早いピークの訪れを予感させる。本格的な紅葉シーズンになると、清水寺(東山区)や金閣寺(北区)といった名所では観光客の大混雑が予想される。今年は市内を東西に走るメーンストリート、四条通の歩道拡幅工事があったため、激しい渋滞が起こる可能性も指摘されている。できるだけ渋滞に巻き込まれず、しっとりと京都の紅葉を楽しめるスポットをめぐるにはどうしたらいいのか。合格率4%ともいわれる難関試験「京都検定1級」の合格者で、京都めぐりをライフワークとする園田和洋記者が、隠れた名所とスムーズに名所をまわる「裏技」を紹介する。

実は隣に隠れた名所が

 京都の紅葉の名所として挙げられるのは東山区の清水寺や東福寺といったところだろう。名所に目がいくのは分かるが、名所だけを見て帰ってくるのはつまらない。「灯台もと暗し」とはよくいったもので、実は京都では名所の隣にこそ、すばらしい裏名所が隠されているのだ。

 例えば、清水寺の近くには清閑寺(せいかんじ)、東福寺のそばには光明院と泉涌寺(せんにゅうじ)がある。さらに北区の金閣寺に対する等持院(とうじいん)がある。これらが裏名所の代表例だろうか。

 清水寺から徒歩10分ほどのところにある清閑寺は平清盛のお気に入りだった小督局(こごうのつぼね)ゆかりのお寺。音羽山中腹にあり、静寂に包まれた境内全体が色づいた木々に覆われたさまは一見の価値がある。

 一方、光明院は東福寺の塔頭(たっちゅう)寺院で昭和期の名庭師、重森三玲(しげもりみれい)作のこけ庭が美しく、季節ごとに色を変える様子をたとえて「虹の苔寺」とも呼ばれている。秋は周囲の紅葉との対比が見事だ。東福寺から徒歩5分という立地にもかかわらず、観光客はぐっと少ない。

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