今回は、前回に関連して、「自閉症のこだわり」
うちには、2つの問題があります。
一つ目は、弟がかなり重い自閉症を伴う知的障害者であること。その、「重い自閉症」の特徴である「こだわり」は、ちょっとやそっとのことでは揺るがない強固なものであること。
二つ目は、生前母がかなり甘やかしてしまったため、粘れば相手が折れると弟が学んでしまったこと。
不憫だという気持ちもあっただろうし、年齢を重ねるにつけ、母も何時間もかけ説得する気力も体力もなくなってしまったのでしょう。自身が事故で障害を負いましたし、要介護状態でもありました。
このあいだも、かなりわがままを言うので、お説教?を試みましたが、全く言うことをきいてもらえませんでした。逆に、機嫌が悪くなりなだめることに。
困り果てて、次の日、知り合いの専門家に相談したところ、年齢(46歳)的に、「教育」は無理と言われ、がくり。
わがままやこだわりとうまくつきあい、納得させる工夫をしていくことだとアドバイスを
頂きました。
悪戦苦闘の日々。天国で母は、どんな気持ちで見ているでしょうか?