【ソウル聯合ニュース】2日に発表された現代自動車、起亜自動車、韓国GM、双竜自動車、ルノーサムスン自動車の韓国完成車メーカー5社による10月の国内・海外販売台数は計81万5245台で、前年同月比8.7%増加した。
国内販売は14万106台で前年同月比20.3%増となり、今年最大の増加幅となった。海外販売も66万9139台で同6.5%増加を記録した。
業界関係者は、ニューモデルが多く発表されたことに加え、10月は毎年需要の多い時期とした上で、「さらに個別消費税の引き下げ効果までが重なり、国内販売が最高となった」と説明した。
10月に最も多く販売されたのは現代の小型セダン「アバンテ」(1万2838台)で、3カ月連続1位となった。中型セダン「ソナタ」も1万487台で先月に続き2位をとなった。
小型車では起亜の「モーニング」が6365台で1位となり、韓国GM「スパーク」の5435台を上回った。
メーカー別では現代が国内販売6万7807台で前年同月比16.7%増、海外販売39万568台で同4.7%増となった。合計では同6.3%増の45万8375台となった。
起亜は国内で4万6605台、海外で22万2349台を販売。前年同月比16.1%増となった。
ルノーサムスンは国内で7011台、海外で1万2924台を販売した。スポーツ多目的車(SUV)「QM3」が人気で、前年同月比52.3%増の2301台を販売した。
双竜は国内1万8台、海外3351台の合計1万3359台を販売し、前年同月比15.2%増加した。小型SUV「チボリ」が発売開始以来、月間最多販売台数を記録したことが後押しした。同社は昨年4月に記録した1万3634台以来、18カ月ぶりに月間販売台数が1万3000台を超えた。
韓国GMの国内・海外販売台数は計5万4671台だった。このうち国内は前年同月比8.6%増の1万4675台で、同社の10月の販売台数としては過去最多となった。