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最終更新:2015年11月3日(火) 0時34分

「梅毒」患者急増、26年ぶりに2000人超

 性感染症の「梅毒」の患者が急増しています。今年の患者の数は26年ぶりに2000人を超えたことがわかりました。

 「梅毒」は、「梅毒トレポネーマ」という細菌が主に性的接触により皮膚などから侵入し、感染します。妊婦が感染していると、胎盤を通じて胎児に感染し、死産や重い後遺症を引き起こす恐れがあります。

 国立感染症研究所によりますと、今年は先月25日までで、梅毒の患者の数がすでに2037人にのぼっています。2000人を超えるのは1989年以来、26年ぶりで、患者の数はこの5年間でおよそ3倍増えました。

 都道府県別では東京が823人と最も多く、次いで大阪が240人、神奈川が116人となっています。(02日18:15)

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