トップページBusinessニュース大手デパート好調 外国人客向け販売伸びる
ニュース詳細

大手デパート好調 外国人客向け販売伸びる
11月3日 4時52分

大手デパート5社の先月の売り上げは、中国の建国記念の日にあたる「国慶節」の連休があり、日本を訪れた外国人旅行者向けの販売が伸びたことなどから、各社とも去年の同じ月を上回り、好調が続いています。
大手デパート5社が発表した先月の売り上げの速報値によりますと、グループ全体の売り上げは、高島屋が去年の同じ月に比べて6.6%増えたのをはじめ、阪急阪神百貨店が6.2%、大丸松坂屋が4.5%、三越伊勢丹が3.4%、それに、そごう・西武も3%増えて、軒並み増加しました。
これについて各社は先月は、上旬に、中国の建国記念の日にあたる「国慶節」の連休があり、日本を訪れた外国人旅行者向けに化粧品やブランド品などの販売が伸びたことが主な要因だとしています。
先月は外国人旅行者を対象に消費税を免除する品目が化粧品や食料品などに広がってちょうど1年となりますが、免税品の売り上げは、そごう・西武が去年の同じ月の2.5倍、高島屋と大丸松坂屋が1.9倍、三越伊勢丹が1.8倍に増加しています。
デパートの担当者は、「中国経済の減速の影響はいまのところ見られない。今後は、来日経験のある旅行者を再び店に呼び込む対応が必要になる」と話しています。

関連ニュース

k10010292541000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ