古代東アジアの国際交流を雅やかに再現した祭り「四天王寺ワッソ」が1日、大阪市中央区の難波宮(なにわのみや)史跡公園で開かれ、華やかな衣装に身を包んだ人たちによる巡行などが行われるなどし、多くの人でにぎわいをみせた。
浜村淳 ありがとうは「最初1~2年の約束だった」
約1000人の人が古代衣装で華麗な舞い
この祭りの名物でもあるパレードでは、約1000人の人が古代衣装を身にまとい、ゆっくりと園内を練り歩き来場者の拍手を誘っていた。華やかな踊りや演奏と、時折出る「ワッソ」の声に笑顔を見せる人も多い。その中で四天王寺ワッソ広報大使を務めるアンミカさんらも衣装をまとって登場すると、さらに大歓声があがっていた。
また、「王仁(ワニ)博士物語」と題したミニ歴史劇には、浜村淳、妹尾和夫、佐々木りつ子らが登場したり、プレステージでは奈良県の室生神楽保存会による獅子舞が披露されるなど、終始にぎやかな祭りとなった。
同区から来たという男性(69)は「浜村さんを見に来たけど、なんというか昔の文化に触れるのもええ機会やね」などと話していた。