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 マツダのテレビCMの撮影車両が対向車線にはみ出して撮影したとして、三島区検(静岡県三島市)は10月27日、撮影を担当した静岡市駿河区の広告会社と、同社の制作部担当部長(51)を道路交通法違反(道路使用許可条件違反)の罪で三島簡裁に略式起訴した。簡裁は翌28日、両被告に罰金5万円の略式命令を出した。

 一方、撮影車両を出し、車両のボンネットに撮影者を乗せるやぐらを設置したとして道路運送車両法違反(不正改造などの禁止)の疑いで書類送検された撮影会社の社長(47)については、区検は不起訴処分(起訴猶予)にした。いずれも静岡地検沼津支部が2日、明らかにした。