寒くなるこれからの季節に気になるのは、じんわ〜り温まるお灸にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。実は、肩こりや冷え対策だけではなく、むくみやダイエット、リフトアップなどの効果も期待できるのだとか。自分でお灸をするときには「定期的に行う」「正確にツボを確認」「やけどに注意」といったポイントを意識しながら行うのがおすすめですよ。
■お灸ってなに?
そもそもお灸とは、温熱の作用で体のツボを刺激することで血行を改善します。それによって体が温まるだけでなく、自然治癒力を高めることで、体内の免疫力が上がったり、むくみやダイエットにも効果があるとされています。もちろん鍼灸院にて施術してもらうことは可能ですが、基本ルールさえ理解すれば、市販のものを使って自分で行うこともできます。
■自分でお灸をする際のポイント3つ
(1)定期的にすること
お灸は冷えや顔のくすみ、むくみといった体の内側に問題があるであろう事柄を、ツボを温めて刺激することによって改善する東洋医学。じわじわ優しく効くからこそ、「一度行えば効果てきめん」というようなものではありません。2日に1回や3日に1回でも良いので、続けることが体質を改善するための大切なポイント。初めての場合は、1つのツボに1個のお灸を1日1回、また、一度に行うツボの個所は1〜3カ所程度に止めるのがベター。
(2)ツボをきちんと確認
ツボは人によってそれぞれ微妙に位置が異なります。また、少し場所がズレてしまうだけで、効果が期待できなくなってしまうことも。インターネットや本などを見ながらツボを押し、正確にツボを押せているか、その都度確認するようにしましょう。またツボが合っているか不安な場合は、鍼灸院で一度施術して貰い、ツボの場所を教えてもらうのもおすすめ。
(3)やけどに注意
火を使うものだけに、熱いと感じた時はやけどを防ぐためにも、すぐにツボからはずすようにしましょう。お灸は体調や気温、湿度によって熱さの感じ方が変わるので、細やかな配慮が必要です。また入浴の前後や食事の直後、アルコールを摂取した後などは、やけどになりやすいので避けるようにしましょう。火を使うのが怖い場合は、レンジで温めるタイプのものなど、火を使わないお灸から始めるのも良いかもしれません。
一度始めてみると、意外なほどに簡単なお灸。本格的に寒くなる前に生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
(前田紀至子)
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