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東京 墨田区の小学校でもデータ流用11月2日 18時09分
旭化成建材が請け負った工事で建物を支えるくいのデータの流用が各地で明らかになっている問題で、東京・墨田区の小学校でもデータの流用があったことが分かりました。区は、現地の調査などから建物の安全性に問題はないとしています。
墨田区によりますと、先月下旬、東京都から「旭化成建材がくいの工事を行った学校施設が1件あった」と連絡がありました。これを受けて墨田区が調査を行ったところ、区立小学校の校舎で、くいが固い地盤に届いているかなどを示すデータで流用があったことが分かりました。流用があったのは61本あるくいのうち1本で、ほかのくいのデータを使用していたということです。
区が現地調査などをしたところ、校舎に傾きやひび割れなどは確認されておらず、安全性に問題はないとしています。
区が現地調査などをしたところ、校舎に傾きやひび割れなどは確認されておらず、安全性に問題はないとしています。