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【捕鯨の誇りを背負い(1)】追い込み漁は知恵比べ 成功半分、日々勉強 太地いさな組合長、松本修一さん

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【捕鯨の誇りを背負い(1)】
追い込み漁は知恵比べ 成功半分、日々勉強 太地いさな組合長、松本修一さん

父親の後を継ぎ捕鯨の道に。天候が良ければ、早朝から愛船「由真丸」で追い込み漁に出る

 --松本さんは“捕鯨一家”だそうですが

 松本 父親が南氷洋の捕鯨船に乗っていて、その後、太地でも捕鯨をしました。一方、私は地元の高校を卒業して、自動車の整備や長距離トラックの運転手もやっていたんですよ。漁師になったのは、ちょうど28歳の頃でした。

 【プロフィル】松本修一(まつもと・しゅういち)昭和37年1月31日、和歌山県太地町生まれ。父親は南極海での捕鯨に機関士としてたずさわる。県立古座高校(当時)卒業。同県新宮市で自動車整備工などを経て、28歳で漁師となる。太地町漁協のイルカや小型鯨類の追い込み漁を行う「太地いさな組合」に所属。平成24年から同組合の組合長を務めている。

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