【ミラノ=共同】イタリア北部ミラノ郊外で開催された国際博覧会(万博)は10月31日、6カ月の会期を終え閉幕した。「地球に食料を、生命にエネルギーを」をテーマに約140の国や国際機関が参加。主催した万博公社によると、目標の2千万人を上回る約2100万人が来場した。
日本館は四季折々の農村風景や「いただきます」「もったいない」という日本人の食に対する感謝の精神、農林水産業の技術などを体験型の展示で紹介。約228万人が来館し、優れた展示館に贈られる展示館賞の金賞も受賞した。
加藤辰也日本政府代表は「来館者の満足した顔を見られて安心した」と日本館の発信力に手応えを感じていた。
ミラノ