「残念ながら100万円は出ませんでしたが、鹿児島大など国公立に18人が合格しました」(玉利博文教頭)
13年度の国公立合格者は4人だったから効果は絶大だ。
サラリーマン家庭でも、支援してもらえる奨学金は意外と多い。
例えば、「森下仁丹奨学会」は月額3万円(1~4年)、学部・院生含め10人。応募の家計基準は、日本学生支援機構(1種=5人世帯で896万円が目安)に準ずる。
一方、「コカ・コーラ教育・環境財団」は、月額1万5000円(最短修業年限)を給付する。高校の成績証明書と家族の所得証明書などを送付し、奨学生を選ぶ。13年度は51人が採用されている。
他にも「三菱UFJ信託奨学財団」は年収規定が両親合計800万円未満だ。