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日中首脳会談 戦略的互恵関係に基づき関係発展を11月1日 18時53分
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韓国を訪れている安倍総理大臣は日中韓の首脳会議のあと、中国の李克強首相との会談に臨み、戦略的互恵関係の考え方に基づいて、改善基調にある両国の関係をさらに発展させたいという考えを伝えました。
韓国のソウルを訪れている安倍総理大臣は、日中韓3か国の首脳会議の終了後、午後6時半ごろからおよそ1時間にわたって中国の李克強首相との会談に臨みました。
日中首脳会談が行われるのは、ことし4月に安倍総理大臣と習近平国家主席の会談が行われて以来、半年ぶりで、安倍総理大臣が李首相と会談するのは就任以来、初めてです。
会談の冒頭、李首相は「両国の首相はきょう、ようやく初めての正式会談を実現することができた。このような状況になった原因は日本側がよく分かっていると思う」と述べました。そのうえで、李首相は、「われわれは両国の政治関係に存在する敏感な問題を善処して、戦略的互恵関係という大きな方向性をしっかり把握していく必要がある。今回の会談を通じて、両国関係の改善の勢いを維持、推進していきたい」と述べました。
これに対し、安倍総理大臣は「李首相とはこれまで短時間、立ち話をする機会はあったが、今回、正式に会談ができることをうれしく思う」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は、「私は2006年、総理大臣就任後、直ちに中国を最初に訪問して戦略的互恵関係の考え方を提唱した。この考え方にのっとって日中関係を改善し発展させていくべきだというのは私の揺るぎない信念だ」と述べ、戦略的互恵関係の考え方に基づいて、改善基調にある両国の関係をさらに発展させたいという考えを伝えました。
日中首脳会談が行われるのは、ことし4月に安倍総理大臣と習近平国家主席の会談が行われて以来、半年ぶりで、安倍総理大臣が李首相と会談するのは就任以来、初めてです。
会談の冒頭、李首相は「両国の首相はきょう、ようやく初めての正式会談を実現することができた。このような状況になった原因は日本側がよく分かっていると思う」と述べました。そのうえで、李首相は、「われわれは両国の政治関係に存在する敏感な問題を善処して、戦略的互恵関係という大きな方向性をしっかり把握していく必要がある。今回の会談を通じて、両国関係の改善の勢いを維持、推進していきたい」と述べました。
これに対し、安倍総理大臣は「李首相とはこれまで短時間、立ち話をする機会はあったが、今回、正式に会談ができることをうれしく思う」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は、「私は2006年、総理大臣就任後、直ちに中国を最初に訪問して戦略的互恵関係の考え方を提唱した。この考え方にのっとって日中関係を改善し発展させていくべきだというのは私の揺るぎない信念だ」と述べ、戦略的互恵関係の考え方に基づいて、改善基調にある両国の関係をさらに発展させたいという考えを伝えました。