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大和ハウス 防火ドアなどで本来と違うねじ
10月30日 17時52分

大和ハウス 防火ドアなどで本来と違うねじ
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大手住宅メーカー、大和ハウス工業が製造した、アパートや住宅の防火ドアや防火サッシで長さや種類などが本来とは異なるねじが使われていたことが分かりました。防火性能には問題はないということですが、ほかにも1200棟余りで同様の施工ミスがあり、国土交通省は会社側に是正工事や再発防止の徹底などを指示しました。
国土交通省などによりますと、ことし6月、大和ハウス工業が製造し、東京都など4棟のアパートや住宅に使われた防火ドアや防火サッシで、本来よりもねじの長さや太さが足りなかったり、形状が異なったりしていたことが分かりました。
この防火ドアや防火サッシには、国の認定を受けたねじを使うことになっていて、おととし6月に新製品に切り替えた際に、ねじの仕様も変更されましたが、工場の作業員に十分伝わらず、変更前のねじをそのまま使っていたということです。
会社側が第三者の性能評価機関で改めて試験を行った結果、防火性能に問題はないということですが、施工ミスがあった防火ドアなどは全国で1204棟に上るということで、国土交通省は是正工事や再発防止を徹底するよう指示しました。
大和ハウス工業では去年、防火シャッターでも同様の施工ミスが起きていて、「住宅のオーナーや入居者の皆様にご迷惑をおかけし、深くおわびいたします。工事を管理する新たな部署を設けるなど、再発防止を徹底していきたい」と話しています。

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