韓日中首脳会談 朴大統領「歴史直視・未来志向を基に努力」
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は1日、韓日中首脳会談後の共同記者会見で、「歴史を直視し、未来を志向していくとの精神を基に地域の平和と安定を実現するため努力していくことにした」と述べた。
共同記者会見を行う朴大統領(中央)=1日、ソウル(聯合ニュース)
韓日中3カ国首脳による会談は2012年5月以来、約3年半ぶり。朴大統領は「北東アジア域内の平和と繁栄の重要な枠である3カ国の協力体制が復元されたことで、歴史的意味が大きい」と評価した。
3カ国は制度化を通じ、北東アジア域内の対話と協力を強化し、平和協力の実現に向け努力することで合意したという。また、3カ国首脳会談を定例化し、三国協力事務局の役割を強化するとともに、3カ国政府間の協議体を拡大する。
朝鮮半島問題については「朝鮮半島の平和と安定維持が共同利益になることと、北朝鮮の非核化目標をしっかりと堅持していくことを再確認し、意味ある6カ国協議を早急に再開するため努力することにした」と話した。
関連記事
- 韓国経済5団体 中国首相招き懇談会開催11-01 15:29
- 韓日外相 2日の首脳会談を最終調整=「良い出発点に」11-01 14:34
- 安倍首相がソウルに到着 訪韓日程スタート11-01 13:20
- 朴大統領が中国首相と会談 協力強化など議論10-31 19:34
- 韓中日3カ国首脳による外交戦 あすから10-30 19:03