ネットに飛び交う女性嫌悪用語、韓国女性が反撃

「韓国女がキムチ女なら韓国男は韓男虫」

 「従順な日本人女性」を意味する「すし女」という言葉に対しては、「ゴッド洋男」という言葉が作られた。メガリアの「用語集」によると、「キムチ男に比べてルックス・性格・性的能力など、どれ一つとっても劣らない西洋人男を意味する言葉」だという。

 こうした言葉が並ぶメガリアの書き込みは一見、暴力的に見える。「女嫌嫌」を目指しているのに、結局は男性嫌悪になっているという指摘もある。メガリア運営スタッフは「もし『ミラーリング』が暴力的だというなら、その元になっている女性嫌悪発言も同様に暴力的ということに気付くべきだ。ここは韓国社会でますます強まる女性嫌悪発言に耐え切れなくなった女性たちが声を上げるスペース」と話す。

 女性学者のチョ・ジュウン国会立法調査官は、メガリアの誕生を「ジェンダー(社会的な性差)戦争」の一つの形だと見ており「完全な男女平等社会にするための過渡期的な状況」と表現した。

 亜洲大学社会学科のノ・ミョンウ教授は「韓国社会全体はまだ家父長的だが、大学入試や就職など『出発点』のパフォーマンスは女性の方が男性を圧倒している。女性はもはや弱者でないが、保護を受けているように見える錯覚現象が女性嫌悪を生み、その反作用として『女嫌嫌』が登場した」と話す。

 メガリアのミラーリング戦略に対して懸念する声もある。嫌悪を嫌悪で返すやり方は、嫌悪の再生産に過ぎないということだ。韓国両性平等教育振興院のアン・イファン教授は「ミラーリングをする気持ちは理解できるが、女性嫌悪の解決策にはならない。ののしられた女性嫌悪論者たちは、反省するどころかさらにひどい言葉を浴びせる可能性が高い」と警鐘を鳴らした。

クァク・アラム記者
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