井上麻里奈さん、釘宮理恵さんたちの声に、中川翔子さんとでんぱ組が大興奮! ゲーム情報も発表された『パンチライン』イベントリポート

2015年11月1日、本作のイベント“PUNCHLINE FES.2015”が、東京の豊洲PITで行われた。メインキャストに加え、しょこたん(ハートマーク)でんぱ組、あゆみくりかまきも登場する、非常に豪華なイベントのリポート記事をお届けする。

●ネタバレあり、ライブありの盛りだくさんイベント

 2015年4月から6月にフジテレビのノイタミナで放送され、2016年にはプレイステーション4、プレイステーション Vitaでゲームが発売される『パンチライン』。2015年11月1日、本作のイベント“PUNCHLINE FES.2015”が、東京の豊洲PITで行われた。イベントには、伊里達遊太役の井上麻里奈さん、成木野みかたん役の雨宮天さん、台初明香役の釘宮理恵さん、曳尾谷愛役の寿美菜子さん、秩父ラブラ役の戸松遥さん、チラ之助役の吉田有里さんが出演。また、イベントの最後には、テレビアニメのオープニング曲を歌う、しょこたん(ハートマーク)でんぱ組、エンディング曲を歌うあゆみくりかまきも登場する、非常に豪華なイベントになっていた。このイベントは昼夜2公演が行われたが、本リポート記事では昼公演のリポートをお届け。なお、本イベントでは『パンチライン』の重大なネタバレに言及された。本リポート記事でも、そういった内容に触れるため、まだ『パンチライン』を見ていない方は、すべてを見終わってから読むことをオススメする。


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 最初に行われたのは、声優陣による“チラっと振り返り パンチライン”。多くの隠された要素があった『パンチライン』だけに、放映が終わって初めてのイベントだからこそ言えるという、ネタバレ全開のトークになっていた。“オーディション時の思い出”というテーマでは、雨宮さんがみかたん役のほかに、愛役も受けていたことを話しつつ、みかたんの津軽弁をムヒ役の山田茉莉さんをガイドに、練習したことを明かしていた。“印象に残っているシーン”として井上さんが挙げたのは、6話の宮沢賢治(ミヤケン)と遊太の掛け合いシーン。最後までアニメを見た方には周知の事実だが、ミヤケンの中身は遊太のため、この掛け合いは井上さんがひとりで行っていることになる。井上さんは、先にミヤケンを収録し、それを受けるように遊太でアフレコをしたとのことだが、何より「自分を説得して自分が納得するようするという、気持ちの持っていきかたがたいへんだった」と語った。また、釘宮さんは、オーディションのときにテストとしてチラ之助も行っていたことを明かし、スタッフからの「もっとおじさんらしく」というオーダーに「おじさんってわからないなーと思っていたけど、第一話で吉田くん(吉田有里さん)のチラ之助を聞いたときに、“すごい! これだ!”と思った」と当時の印象を語ると、釘宮さんに憧れて声優になったという吉田さんは、恐縮のあまりか、席から立ち上がったりと、バタバタした動きを見せていた。


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 振り返りコーナーの後は、2016年にプレイステーション4、プレイステーション Vitaで発売されるゲーム版『パンチライン』の最新情報を紹介するコーナーへ。このコーナーでは、ゲームの最新映像が公開。遊太の霊術師としてのレベルに応じて動かせるものが変わったり(物の移動ができる、字が書ける、スイッチを動かせるなど)、キャラクターのパンツを見過ぎると、アニメ同様に地球が滅亡してしまうといったシーンが描かれていた。このゲーム版『パンチライン』について、井上さんが「ゲームでは、アニメと違うエンディングにたどり着く可能性があります。ゲームはゲームならではの、彼らのハッピーエンドがあるんです。アニメではよくわからなかった謎も明かされていて、こっち(ゲーム版)が先に欲しかったって思うことが多くありましたね(笑)」と語るように、アニメよりもかなり詳細にストーリーなど描かれるようになっているようだ。


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▲ゲームの最新ビジュアルを公開。

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▲キャラクターのCGモデルも公開された。

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 また、2016年のゲーム発売に先駆け、2015年12月にスマートフォンでVRのアプリ『パンチライン 覗き見VRミュージアム』が配信されることが発表(配信はシーエスレポーターズより)。スマートフォン用のVRゴーグルを使って見るアプリで、CGで作られたみかたんの部屋に入り、360度を見回したり、歩きまわったり、近づいてしゃがんだり、触れたりもできるという。先に体験をした吉田尚記アナウンサーいわく、「しゃがんだ状態で上を向くこともできるので……」とのことで、イケないものも見えてしまうのかも!?


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 3つ目のコーナーは、“ドキッ! 女だらけのパンチラインクイズ大会”。これは、答えが6文字になる問題に対し、6人の声優陣が1文字ずつ答え、協力して正解を目指すというもの。1問正解で20点で、クイズ終了時点で100点以上になれば、60000円分の商品券がもらえるということで、やけにリアル(?)な賞品を前に声優陣が一致団結。反則スレスレのヒントなどを出しつつ、さらに、最終問題だけ1問40点になるなどのお約束を経て、見事に100点を達成。60000円分の商品券を獲得していた。


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 ライブコーナーの“パンチライブ”は2部構成で展開。最初は、キャラクターソングが披露された。寿さんは愛の「腹切りハラスメント」、戸松さんはラブラの「U LA LA」、吉田さんはチラ之助の「WAKU-RABA!」、雨宮さんはみかたんの「津軽観光ゴリ推し記」、「君のパン(ハートマーク)積みたいよ」を歌い、会場を盛り上げた。


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 ライブの後は、朗読劇として今回用の書き下ろしドラマを披露。舞台は、テレビアニメの最終回である大晦日の事件から1年後の古来館。こたつに入った、みかたんや明香たちが、誰がこたつを出てリモコンを取るかという話をしているうちに、遊太を降臨させようとする……というお話。新作ストーリーはもちろんのこと、朗読劇ならではのアドリブを混ぜた展開になっており、とくに釘宮さんからのフリで行われた、吉田さんへのキノコのモノマネをさせる無茶振りは、“まいたけ”、“しめじ”と、数々の無茶振りが行われ、吉田さんは目を丸くさせながらも覚悟を決めて、見事なモノマネ(?)を披露していた。


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 そして、イベントのラストは、あゆみくりかまきと、しょこたん(ハートマーク)でんぱ組のライブ。あゆみくりかまきは「蜜蜜蜜(ハニーハニーハニー)」を、この日がユニットとしての活動最終日となるしょこたん(ハートマーク)でんぱ組は「PUNCH LINE!」を披露。どちらも会場全体をひとつにする盛り上がりを作り上げていた。


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 ライブも終わり、イベントはエンディングへ。声優陣がそれぞれこの日の感想を話していると、アニメやゲームが好きな中川翔子さんとでんぱ組.incのメンバーは、イヤーモニターを通して耳に直に聞こえる声優陣のボイスに大興奮! ひとりひとりのトークに、「最高すぎて、口からいろいろな液体が……」(中川さん)と興奮を隠し切れないほどの喜びを見せ、出演者、観客ともに笑顔で溢れる中、イベントは幕を閉じた。


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