[PR]

 15日午後0時35分ごろ、JR宇都宮駅付近を走っていた盛岡発東京行き東北新幹線上り列車の乗降用ドア1枚が開き、緊急停止するトラブルがあった。JR東日本によると、非常時などに手動でドアを開けられるドアコックが使われた可能性があるという。

 同社によると、宇都宮駅を出発して約2分後、ドアが開いたことを知らせるランプが乗務員室で点灯。緊急停止し、乗務員が調べたところ、前から4両目のドア1枚が開いていた。ドア上にあるドアコックのレバーは引かれていたという。線路に降りた乗客はおらず、約25分後に出発した。

 このトラブルで上下8本の新幹線が遅れ、約3500人に影響した。