ドランクドラゴン・鈴木拓の朝日新聞インタビュー記事がネットで話題に

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10月22日付けの朝日新聞のオピニオン「耕論」にドランクドラゴン・鈴木拓のインタビュー記事が掲載され、その内容がネット上で反響を呼んでいる。

この日の「耕論」のテーマは「もの申す私たち」。紙面では参議院議員の山本太郎氏、会社の違法行為を内部告発したオリンパス社員の浜田正晴氏、鈴木の3人が、正論や異論を述べることについて個人的な見解を語っている。

鈴木は、冒頭から「俺なんて、まぁクズ芸人ですから。何か異論を述べたって『そうだな』なんて誰も思わないですよ」と正論を述べることについて否定的な立場を示した。

なんでも、鈴木も「テレビの現場」では「こうした方がおもしろいのにな、うまくいくのにな」と考えるときもあるそうだが、「でも自分の意見を言って爆笑を取るより、ディレクターの指示に従ってスベる方を選びますね」と断言し、その理由として「だって意見通してスベっても責任取れないですもん」と責任を理由にしている。

また鈴木は、自身のTwitterがたびたび炎上していることについて「別にネットで炎上して火だるまになったって。痛くもかゆくもない。だってあの人たち、俺のお客さんじゃないですから」と意に介さないようすで、「俺の本当のお客さんは、仕事をくれるメディアの人」であると言い切っている。

鈴木は、自分の主義主張を述べる行為について「だぁ〜れも、そんな正論なんか聞いてませんし、言ったとしても、会社も世の中も変わりませんから」とその効果に否定的で、「言っていい」人物として「周囲が『なるほど』って耳を傾けてくれて、失敗した時に自分でケツを拭ける人」なのだとしている。

文末では再度「まぁ俺のクズみたいな考えですけどね」と断りを入れた鈴木。しかしその上で「でもなぜか仕事のオファーをいただける」と報告し、「この文章を読んで不快に思われたなら謝罪します。どうもすいやせ〜ん」とおどけた様子でこの記事を締めくくっている。

こうした内容の鈴木の記事について、投稿したユーザーは「かなり好感を持った」「地に足のついた言葉で語っている」と評価している。

この投稿は、1日15時の時点で6800人以上にリツイートされ、6800件以上のお気に入りに登録されるなど、ネット上で注目を集めている
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