英会話では、聞くより話すほうが難しいように思えるが逆である。
聞く方が圧倒的に難しい。
話すのは自分の知っている単語、表現レベルを使って自分でコントロールできる。
しかし、聞くのは相手が自由に話すので全くコントロールできないのだ。
つまり相手の土俵ということ。
私は3年勉強してTOEICで900点台になったと、別の記事でも書いた。
リスニングは満点だ。
さぞやなんでも聞き取れるのでしょうね、
と思われるかもしれない。
しかし900点台になっても数年間は、世間の外国人が話す英語はさっぱり聞き取れなかった。
聞き取れないので、さらに英会話教材でリスニングの訓練をする。
それでも一向に世間の外国人の英語は聞き取れるようにならない。
なぜなんだ!!
CDをかけたら聞き取れるのに、外に出たら簡単なことでも聞き取れない。
こんなに家で訓練してるのに・・・。
世間の外国人の英語がかなり聞き取れるようになった今、その原因がわかる。
TOEICや英会話CDの英語と、一般人が話す英語は野球とサッカーぐらい違うからだ。
野球ができてもサッカーはできないのと同じだ。
TOEICや英会話CDの英語はだいたいの場合、なまりも少なくはっきり発音されていて、スピードも一定で、言い間違えもしない。
あらかじめ決まった台本を読んでいるので内容も筋が通っていて、話も飛ばない。
しかし、世間の外国人が話す場合は、第一にそんなにはっきり発音しない。
楽に話すために、複数の単語をまとめて発音する。
考えながら話すのでスピードも変化するし、いい間違えたり、言い直したり、前に戻ったりする。
容赦なくなまっている事も多い。ネイティブとは限らないからだ。
とにかく何もかもが不規則なのだ。
しかも、フレーズや単語が教材よりもっとカジュアルだ。
教材に出てこない単語をいっぱい使う。
海外ドラマを見ていると知らない単語がいっぱい出てくるのはこのためだ。
これは仕方ない。
私だって日本語で話すときに、声は小さいしハキハキしてないし全然きれいに話せない。
外国人が聞いたらさぞや聞き取りにくい日本語だろう。
使う単語やフレーズも自分がつかいやすいものを使うので、NHKのニュースで使っているようなものとは全く違う。
そんなに丁寧に話したりしない。疲れるから。
では、どうしたら一般人の会話が聞き取れるようになるのか。
やっぱり実践が一番だ。
慣れてくると聞き取れる英語に幅が出てくる。
最初は出身を聞いて「ファーンス」と言われたら「は?」と思うが、だんだん「あ〜、フランスね」とわかるようになる。
また「こういうときにはこう言う」というのが分かってきて、予想がつくようになる。
このシチュエーションだから、このフレーズ使ってくるんじゃないかな?という予測がつくようになると、聞き取り力がかなりアップする。
実践が一番いいけど、そんな環境にない場合は・・・
できるだけナレーターではなく、普通の人が話しているような教材を選ぼう。
インタビュー教材とか良さそう。
こういうのとか。
海外ドラマは相当難しい。
フレンズなんて900点台のときでも全然聞けなかった。
今でも相当な部分が聞き取れない。
それだったら映画「ホリデイ」の方が聴きやすい。
ホリデイは映画としても面白いのでおすすめ。
他にもyoutubeでちょっと見てみて、聞けそうな映画やドラマを探してみよう。
スラングの本も役に立つ。
この本は私も実際に持っている。
意外と普通に使う単語がいっぱい載っているので、知っておくと助かる。
CDBネイティブがよく使う英語スラング (アスカカルチャー)
- 作者: ディビッドセイン,小池信孝,David A. Thayne
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2003/07/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そんなこんなで、まずは教材の英語と実際の会話は別物と認識することが大事。
すると、無駄に落ち込まなくていい。