猫を償うに猫をもってせよ

2015-10-31 このエントリーを含むブックマーク

http://laughy.jp/1411291412463135858

このヨタ記事を書いたのは小林拓×だろう。運営会社がある住所はソフトバンククリエイティブと同じ。

 普通の記事に見せかけているが、最後のアマゾン提訴のところでの「もちろん全面敗訴」って何がもちろんなんだ。アマゾンは責任元は米国にあると主張し、俺が日本でやっているはずだと主張して負けただけで、その後アマゾンは脱税問題でこのことが明らかにされている。

http://www.webdice.jp/topics/detail/1720/

 そこまで調査できなかったのかね小林。

 匿名でちくっと的外れな嫌がらせをするあたりは昼間たかしにでも学んだか。

2015-10-30

[] 21:22 を含むブックマーク

http://1000ya.isis.ne.jp/1236.html

志賀直哉である。長い。私は志賀直哉が何しろ嫌いなので、松岡の言うことの半分は分かるのだが、それは志賀が謎なんじゃなくて、志賀崇拝者が謎なのである。私は志賀直哉が好きだと言う人に、煙草を吸わせて貰いながらとっくりとどこがいいのか訊きたいと思っている。

 それに最近は別の問題も出てきた。志賀を褒める人が、志賀は文章を作っていない、感じたまま書いているとか、こしらえていないとか言うのだが、じゃあ俺と同じじゃないかと思ってしまうという問題である。

 さてしかし松岡の文はやはり間違いがあって、妻の勘解由小路康子をなぜか「かでゆこうじ」としているが「かでのこうじ」である。『暗夜行路』の最初は「時任謙作」ではなく「時任信行」で、志賀全集には一冊分、「暗夜行路」第一を三回くらい書き直したものが入っている。

 「万暦赤絵」が教科書に載ったというのも間違い。これは一度も教科書には載っていない。「歴史小説をほとんど書かなかった」というが、「赤西蠣太」に触れないのはなぜか。

 あと、阿川弘之の『志賀直哉』を「驚くほど詳しい」としているが、そうか? それにどういうわけか、初期の里見とんとの交遊に触れていないのは変である。

2015-10-28 このエントリーを含むブックマーク

やや必要があって、本多勝一の『日本語の作文技術』というのを見ていたら、エンツェンスベルガーの文章が引用してあった。それはまあ、国ぐにというのを理解できたためしがない、という、いくらか国家不信論みたいなものだったが、それを本多が絶賛して、

 「この「うそぶき」は実はたいへん論理的な事実なのだ」

 と書いているのだが、意味が分からない。この「うそぶき」は「とぼけて知らないふりをする」の意味だろうが、それが「たいへん論理的な事実」だというのはどういうことか。『日本語の作文技術』という本でこういう意味不明な文章を書くところが、あいかわらず本多勝一だと思った。

2015-10-25 朝日新聞の態度 このエントリーを含むブックマーク

http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2011071703149.html

これは八年も前に「朝日新聞」に載った、唐沢俊一による私の『日本売春史』の書評だが、あまりいい書評ではない。なかんずく「女性が自分の性を売る自由を認めようという在野の風俗研究家・松沢呉一氏の論も一刀両断である。」というところは、事実ではない。読まずに書いたんじゃないかと思えるほどだ。

http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-entry-365.html

 唐沢の書評がいいかげんであることについては、検証サイトもあるし、私は特に気にしていなかった。ところが、この嘘つき書評が今でもウェブ上にあるのは困るので、ここの「お問い合わせ」から苦情を言った。三週間もたって来た返事がこれ。

[54554-3]【朝日新聞デジタル】お客様オフィスからのご連絡

差出人

: 【朝日新聞デジタル】お客様オフィス<digital-support@asahi.com>

小谷野 敦様

拝復

お問い合わせいただいた件について、お客様オフィスからお答えいたします。

小谷野様の著作「日本売春史」の書評は、評者である唐沢俊一さんが

ご自身の見解に基づいて書かれたものです。

論評として問題のある表現ではないと判断して、掲載いたしました。

ご理解を賜れば幸いです。

敬具

問題あるかないかじゃなくて、事実かどうかである。唐沢がどういう頭で書いてもないことを見解として表明したのか理解できない。

 いずれこの書評の削除を求めて「朝日新聞」と唐沢を提訴することもありうる。

(小谷野敦)