①ある知り合いが「女性専用車両は不公平」という主張をしていた。
まぁ自分にも同等の権利を、というのはわかる。だけど女性専用車両は痴漢被害に遭う女性が多いから生まれたのであって、それに対抗するように「男だって冤罪が怖い」というのはあまりにも子供ではないか。本気でそれを怖れているなら主張するのはいいだろう、しかし例えば署名運動をするとか、メディアや鉄道会社に働きかけるといった行動が伴ってないために、ただ屁理屈を言っているように感じてしまう。
②中国の工場で爆発があったニュースの話を振ってきたので、「怪我人はいたのかな」と返したら、なんだかばつの悪そうな顔をしていた。すぐに、「あ、爆発をネタにして笑いたかったのかな」と思った。
③NEVERまとめを見ている女性に対し「大元が韓国だからあまり内容に信憑性ないよ」と言っていた。確かにネットのまとめサイトは責任の所在があやふやな部分があったり、一次ソースを確認していない場合が多い。しかしそれは他のまとめサイト(最近の、いわゆる「ニュースサイト」含む)にも言えることである。ちなみに女性はネイルか何かのページを見ているだけだった。
④女友達がTwitterで「電車で妊婦が偉そうにしていた、妊婦にもいい妊婦と悪い妊婦がいる。」「公共の場ではクソガキを黙らせろ」等々のツイートをしていた。主張については一理あるかもしれないが、ただそれが鍵無しのリア垢なことに驚いている。その子は気が利く子だし、普段は常識とモラルがあって、友達に思いやりのあるリプをしたり、美味しそうなご飯や花の画像を載せたりしているのに。
(「女の子がそんなことを言うなんて!」ということではない。使い分けないんだ、というか。自分が正しいと思ってるからそういう書き方ができるのか、ネットはリアルじゃないから別にいいと思ってるのか、気になる)
皆「まとめ」を見ている。
自分を含めて皆20代なんだけど、まとめ脳っていうのかな、平気で差別するし、人に厳しくて自分に甘いし、内省したり客観視することができなくなってるのではないか。他者を差別して、馬鹿にして、あるいは糾弾する権利が自分(達)あって、それを表に出すことを恥ずかしいとも思わない。
たぶんこれって「まとめ」のせいでは?
人は影響されるし流されるものなんだけど、それでも従来のメディアは、責任を取る人がいた。
内容が間違ってれば訂正しなくてはいけないし、誰かや何かを損なったら謝罪したし、程度が酷ければ訴えられた。そういう対応をしないメディアは消えるか、それなりの扱いをされた。
ネットができて掲示板ができて、2chが出てきて、みんな自由にネットに(=世界に向けて)色々書けた。そこには「流れ」もあったけど、それでも多様な意見があって、スレ内で流れが変わることは普通にあった。
まとめサイトは管理人が流れ(論調)を作って、その流れにとってのノイズは消してしまう。「みんなこう考えてるから俺もこう考えていいんだ」と安心して影響される作りになってる。一つの流れを作ったら、どんどん人が寄ってくる方向にまとめる。で、それに触れてる中高生~大学生~20代が影響されまくってる、気がするんだよね
自分は中高生の頃に2chに浸かってしまって、いわゆる処女厨みたいになっちゃったんだけど、自分が「厨」であることを自覚していた。undergroundのコピペじゃないけど、色んな人がいる掲示板の、そういう疾患を持った人が集まったスレで、天下の往来では話せないことを話しているつもりだった。特定の国を馬鹿にしたり差別してる板には加わらなかったけど、そういう人達もほとんどネタだったし、ガチな人は、だから、そういうスレの中に世間から隔離されている、というイメージだった。
それが今、普通の若い子が、ナチュラルに中国を馬鹿にしたり、韓国をヘイトしたりしてて、それを表に出している。
海外で拷問や強○された日本人をものすごく冷酷に「自業自得でしょ」と言い放ったりする。
過ちを犯した人の、人生を再起不能にするほどの仕打ちに、自分(達)が正義だからと加担する。あるいはみんながやってるからと。
まわりに迷惑を掛けるやつは○んでいい、ぐらいに思ってる。
流れ≒自分(達)の意見に沿わない意見に対しては、冷笑するか馬鹿にするか。
そういう層はまとめが存在しない頃はテレビのワイドショーや週刊誌を見ていたので 今に始まった話ではない