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お歳暮商戦が本格的にスタート
11月1日 13時24分

ことしのお歳暮商戦が本格的にスタートし、デパート各社は、贈り先をより身近な人に絞る傾向が強まっているとみて、価格がやや高くても品質にこだわった商品の品ぞろえを強化しています。
1日、お歳暮専用の売り場を設置した東京・上野のデパートでは、午前10時の開店を前に従業員が集まり、「頑張るぞ」とかけ声を上げました。
お歳暮は、ここ数年、贈る相手を家族や友人など身近な人に絞って、価格がやや高くても品質にこだわった商品を選ぶ傾向が強まっているということです。そこで、このデパートでは、有名な料亭や旅館の料理人が手がけた和食のセットなど1万円台から2万円台の商品を増やしたということです。
「大丸松坂屋百貨店」ギフト担当の田中直毅さんは、「お歳暮を儀礼的なものではなく、家族や友人とのコミュニケーションとして贈る人が増えている。相手の好みが分かる分、品質にこだわるようになっている」と話しています。
また、別の大手デパートでも、7年かけて熟成させた昆布を使った1万円を超える「だし」のセットや、地方の特産品の赤みそやさつまいもを使ったビールなど、価格は高めでも品質にこだわった品ぞろえを強化しています。
お歳暮商戦は、今月下旬から12月上旬にかけてピークを迎える見通しです。

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